8時 出発準備
『うわー!化粧しっかりやろうとしたら普段全くしてないからなんか…なんかよく分からんけど浮いてる…!!首と顔の色が違う!!どうしよう!!』
へ「大丈夫ですよ主!あんまり気にならいですしすっごく可愛いですし綺麗ですよ!!」
『うわーん長谷部がそう言うなら大丈夫だよね!旦那には変って言われたけど気にしない!』バタバタ
へ「あっ主、スマホと折りたたみ傘を!靴には撥水スプレーを施しましたのでご安心を!」
『ぬかりなさすぎ!ありがとう!よし、行こう長谷部!』
9時
『小樽くーん!ごめん遅くなった!』
小「いやいやまだ大丈夫だよ!全然遅くないし」
獅「長谷部もいるんだし余裕だったろ〜」
『うん、おかげさまで準備はバッチリだったけど。直前になるとなんかバタバタするんだよね』
小「オフの日に私に付き合ってくれるだけ嬉しいから、慌てずゆっくり行こうね」
『お、小樽くーん…!!小樽くんこそお仕事大丈夫?昨日はゆっくり眠れた?』
小「獅子王にこっぴどく早く寝ろって言われてたからね。熟睡だったよ」
2人の少し後ろで
へ「監査課は忙しそうだな」
獅「それもあるけど、いつも無茶しすぎなだけ。まぁ今日をめいいっぱい楽しむ為にでっかい仕事も終わらせてきたしさ。見守ってこうぜ」
へ「…。お前の相方と主は旧知の仲だと聞いた。主が楽しそうにしているなら、何も言うまい」
電車移動中
小「人増えてきたね。大丈夫?」
『端っこだし小樽くんと長谷部のおかげで平気だよ!』
小「それならよかった。長谷部さんはガン飛ばしてるし心強いよ」
獅「よかった、じゃねぇだろ!。ほら、俺に寄りかかれって」小樽の背中にくっつく
小「あ、ありがとう獅子王…。だいぶ楽になったよ」
『おお…小樽くんと背丈は一緒だけど獅子王くんの背中は大っきくて頼りになるね』
小「うん。ほんと、いつも助けられてる」
上野駅着
『着いたー!って晴れてるんだけど!雨じゃなかったっけ』
へ「帽子を被ってきて正解でしたね」
『うん!これなら晴れでも多少の雨でも防げるから。準備してくれてありがと長谷部!』
小「えっと。確か博物館への行き方は…」
『…。小樽くんが大量の3角コーンに囲まれてる。面白いから写真撮ろうっと』
獅「あはは!それいいな!俺も入れて撮ってくれよ!」
『いいよー!』
小「ん?なに?」
獅「いんや?俺も地図見て確認しないとな〜って!」
博物館前
『トーハク着いた!おっきい〜〜!!』
小「圧巻だね!私も初めて来たけどここまで敷地が広いとは」
『ここにはにゃと獅子王くんがいるんだもんね…初めて真剣を見るの、ほんと楽しみだよ』
小「大般若さんは1階、獅子王は2階だね。どっち先に見に行く?」
『ん〜〜はにゃ!1階から順に見たいな』
小「おっけー。お2振りもそれでいいかな?」
獅「おう!俺はいつでもいいぜ」
へ「…。主命とあらば」
獅「おいおい。大般若に初めてもってかれて、不貞腐れんなって〜」
小「ああ〜…。なるほど?」
へ「不貞腐れてなどいない!主が楽しんでるなら、俺はっ」
『ほらもー!長谷部と一緒に来たかったんだからしゃきっとして!写真も撮りたいから!』
へ「あ、主〜〜〜。俺をお忘れなきよう〜〜」
『こんなかっこいい刀忘れるわけないでしょ
〜〜〜!ほら行こ!』
チケット売り場で外国人対応をする小樽
『え、やだかっこいい…。獅子王くんの相方君、イケメンすぎじゃない??英語ぺラペラじゃん』
獅「へへーん、そうだろー?中国語もいけるんだぜ」
『きゃ、きゃー!スパダリ!(ぎゅんぎゅん)』
へ「女なのでこの場合はスパハニと言いますね」
『スパハニ?!初めて聞いた、よく知ってるね長谷部』
トーハク1F
『こ、これが刀…!!!はにゃかっこいい〜〜〜!!!』
へ「ふんっ、俺の方がかっこいいですよ」
『もこもこしててかっわいい〜〜〜!』
へ「お、俺だって可愛いとこありますよ」
『綺麗でイケメン。ずっと見てられるなぁ』
へ「あ、主〜〜〜〜っ」
小「長谷部さんが泣きついてる」
獅「いろんな本丸で長谷部を見てきたけどああいうの一定数いるよな〜」
2F
小「(茉里央と長谷部さんは色んな展示物に夢中だ。楽しんでくれてるようで嬉しい。…獅子王を早くみたいな、そろそろかな)」そわそわ
獅「主、こっち」手を引く
小「わっ。え、獅子王ちょっとま」
獅「早く行こうぜ!もう待ちきれなくってさ」
小「!うん、ちょっと声掛けてきてからね」
獅「じゃん!これが俺!」
小「!細いっ。可愛い…!かっこいい…!」
獅「へへん。どうよ、惚れ直したか?」冗談っぽく
小「え、細い。鞘も、細い…!」
獅「!お、おいおい、そんな感動するなんて。………おーい、小樽ー?」
小「はっ。あ、ご、ごめん見とれてた」
獅「あ、いや悪い。なんか、恥ずかしくなって声かけただけだ。………そんな反応されるとは思わなくて。っあ〜〜!照れるなぁこれ!」
小「そりゃ私の大切な、たった1振りの獅子王の真剣なんだから。じっくり見るに決まってるよ」
獅「お、おう…!」
『あ!いたいた小樽くん。…うわー!これが獅子王くんか〜!ほっそ!!』
小「細いよね!あとねぇ鞘も横から見てみて」
『横?…うわ、幅もあんまり無い!小柄で細いんだね!』
小「ね!もう可愛くてさぁ。あとここなんだけど、」
『(本当に獅子王くんが好きなんだなぁ、小樽くん)』ニコニコ
へ「どうした。いざ本体を見られると羞恥でいたたまれないと?」
獅「んーー。あんなキラキラした目で見られてると、こそばゆくってさ。んでこうして座って小樽の様子を見てるってわけ」
お昼
小「ごめん茉里央!もう14時になっちゃってたなんて!」
『ぜんぜんいいよ!私もすっごく楽しかったし、このみたらし団子も美味しかったからね、長谷部。うちの本丸でもよくみたらし団子でるもんね』
へ「ええ。俺もすっかり甘味物を作るのが得意になりましたよ、主は甘いものが好きですからね」
獅「そういや監査で行った時も大福が出たな。あれも美味かったぜ」
小「うん。向日葵城はご飯も甘いものも特に美味しかったね。主の拘りがありそうだ」
『元気の源だからね!小樽くんの磯辺焼きも、美味しそうだったよね』
小「うん。あーーでも、」
獅「その箸の割れ方はねぇよな〜〜」ケラケラ
小「ちょっと、そんなに笑わない」
獅「過去一下手だったじゃん!しっかり記憶したぜ?」
小「まったく…」
万事屋本舗
『こ、ここが現代の万事屋!どうしよ長谷部何買おう!』
へ「俺が意見などとてもとても…。主の好きなものを買うといいでしょう」
『公式台詞だ!えっじゃあまずは長谷部のアクスタ買うね!それから〜〜〜。…あ、ガチャガチャがある』
小「?あ、この前回してたやつだよね」
『そう〜。ちょぎが欲しかったんだけど何回回しても出なくて諦めてたやつ』
小「じゃあここは私も回してみようっと」ガチャガチャ
へ「(どうせ当たらんだろ…)」
獅「どうせ当たんないって顔してるぜ。あんた顔に出やすい長谷部だな〜〜〜」
へ「ふん」
獅「まぁ見てろって。俺の主は、もってるからさ」
小「お。黒のカプセルだ。茉里央、これどうかな?」
『黒!黒って…誰だろ。………え、あ!ちょぎ!!ちょぎだーー!!すごい!!え、小樽くんすご!!さすが監査科のエリート!!スパハニ!!』
獅「ほらな?」ドヤ
へ「…。不本意だが主が喜んでるなら、まあいい」
小「…!あれ、ねぇ、茉里央。へし切長谷部がいる」
『ん?私の長谷部ならここにいるよ?』
小「いや、刀の写し」
『え?!?!?!うわ、ほんとだ長谷部だ…!!!かっこいい!!!』
へ「まさかここに写しがいるとは…俺も知りませんでした」
『うわー!筑前守って!ほんとに書いてある!長政さんの魂がこもってる…!!しゃ、写真…!!長谷部!並んで!』
へ「はっ。(本歌の俺に、一番に会って欲しかったのにな〜〜〜)」
『心の声ダダ漏れだよ!本歌の長谷部にはいつかぜっったい会いに行くから!』
へ「!主今俺、声に出してな、」
『長谷部の考えてることはすぐ分かるよ!はい撮るよー!』
へ「あ、主〜〜〜〜ぜぅっったいですよ〜〜〜〜」
小「あの長谷部さん、茉里央に似てる」
獅「顕現した主に似る、ねぇ。やっぱ有力説だわ」
帰り道
『あ〜〜楽しかった〜〜。本丸に帰ったら皆に色んなこと伝えたいな』
へ「俺も主が生まれ育った現代で、同じ時間を過ごせたこととても、とても嬉しかったです!」
『えへへ〜長谷部も楽しでくれたのなら私も嬉しいよ〜。今度もまた、一緒にお出かけしようね〜』
へ「ええ喜んで!さ、主。お手を」
『うむ!帰りまでが、遠足だ!エスコートお願いね長谷部』
小「獅子王ってあんなに細かったんだね。目釘孔も穴が2つあるような形も、白い丸がぽちっと見えるのも、もう全部可愛いよ」
獅「もーーーいいって、そんな言わなくて、恥ずかしい」
小「お、照れてる。あはは、可愛いね獅子王」
獅「むっ。小樽の格好も、俺とお揃いみたいでいいじゃん。スカートも似合ってるぜ?主」自然と小樽の手を引いて
小「て、照れるな。ありがと、こだわってたから、嬉しいな」
獅「………小樽」
小「ん?」
獅「会いに来てくれて、ありがとう」
小「…うん。獅子王がいてくれる、同じ時代に生まれた事、すごく嬉しいなって思えたよ。こちらこそありがとう、相棒」
獅「んなこっちの台詞だろー?真似すんなよ相棒〜〜」
小「あははっ悪い悪い」
END
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2025.06.14
ほんっっっとに楽しかったから勢いで書いた!
政府勤務の小樽くん代用です!
その日あったこと感じた事を忘れない為に、後から読み返して楽しかったな〜と思い出せるように!その一心で書いた、みんなでお出かけしたお話(*^^*)
またいつかお出かけしようね!
誘ってくれてほんとにありがとう!