雲雀が私にベタ惚れだと認識したその日はにやにやが止まらなかった。そしてその日2度目のゲンコツをくらったのはいい思い出と捉えておこう。因みにたんこぶが出来て、冷やしても遅かったのか本日もたんこぶは健在です。まっっっったく嬉しくないプレゼントですね。あー笑えない笑えない。
それに謝罪はありませんでした。私は無駄に謝罪コールをして、途中に校則違反の人間が居ると報告を受けて雲雀は颯爽と狩りに行ってしまったのだ。そう、だから私は雲雀をこれから先こう呼ぶことにした。


「恭ちゃん」

「何?手が止まってるけど」


そして呼ばれた本人も満更でもないらしく、特に突っ込んでも来なければむしろ少し笑う。なんかきのこでも食べたの?と聞きたくなるが、これもきっと恋の力なのだろう。いや、分かんないけれど、きっとそう。きっとね。しかし、こういう時思うのが、雲雀って案外素直な人間なんだよ。嫌なものは嫌って物凄くハッキリするし(物理的に)それに好きな時は言葉は出さずとも自分の近くに置いておきたいし(ヒバードや草壁)所謂ツンデレってやつなんだろうなあ、と。可愛いとは思わないか?失恋してたった5日ではあるが、雲雀をここまで分析している自分に少し驚く。

かわいい嘘つき