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「そういえば、アジーとベーノだっけ?戦ったけど情報得られなかったね…。」
「まあ、しょうがないよね。とりあえず、次の相手に向けてまた新しく作らないと…。」
「うん。あ、お姉ちゃん。」
「なに?」
「前回さ、とりあえず攻撃!とかだったからさ、今度は連携とか考えて作ってみない?多分そっちの方がいいよね?」
「夢花がまともなこと言ってる…。普段からしっかりしてたらいいのに…。基本そんな感じなんだから…。」
「そ、そこはいいじゃん!で、どう?」
「いいんじゃない?そしたら、実花には、また大変かもしれないけど、予知しておいてもらっていい?」
「大丈夫ですよ。一番大変なのは花楓さんと夢花さんなんですから。」
三人は前回の戦いから反省点などを出して改善したりすることをやっていた。
カミサマの執務室的な所で、スペースを借りてやっていた。なぜかというと、情報が漏れにくく安全性が高いため、敵に襲われることがないからだ。
そうしてしばらく実花は予知、花楓と夢花は攻撃用や、防御用の魔法陣を組み立てていた。