「ああ、リエン。私はなんて幸せなんだろう」
「アル・ニールさま…、それは私の方ですっ。ずっと、アル・ニールさまと一緒に居たい…」
「リエン…、しかし今日は王様から呼び出されていてね、どうしても王都に行かなければいけないんだ」
「っ、」
「……そんな、辛そうな顔をしないでおくれ。私まで辛くなる」
「も、申し訳ありません…、はやく。準備しないといけませんね」
「そうだ。………、リエン、離してくれないと起き上がれないよ」
「ご、ごめんなさ…、アル・ニールさま…っ。また、わがままになってしまうのですが…」
「ああ、言ってごらん」
「王都へ向かうのに、アル・ニールさまとご一緒させていただけませんか…っ?」
「王都へ行きたいのか?」
「アル・ニールさまから、離れたくないのです…」
「リエン…」
「か、必ず言いつけがあれば絶対守ります!お仕事の邪魔はいたしません、!だから、その…」
「しかし今日のリエンはいつもと少し様子の違うヒートのようだ。そんなお前を一人にできないし、かと言って誰かつけておくのも私が不安でたまらない」
「…っ、だめ、ですか…、もうしわけありません…。出過ぎたお願いをしてしまいました…」
「……王都で宿を取ろう。そこから私が帰ってくるまで出ないことと、私以外の人間を入れないこと。それが守れるなら、共に王都へ行こう」
「っ!っはい!守ります!絶対にお約束します!」
「フフ、がらりと表情が変わったな…。それと、心配だからクスリも飲みなさい。ヒートを少しでも鎮めるクスリとフェロモンを抑えるクスリ。少し量は多いが…」
「いえ!かまいません、いくらでも飲みます。…これで、アル・ニールさまともっと一緒にいれますね」
「本当に私の妻はこの世で一番愛らしいよ」


薬配達成功√end




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