世界観補足 《外ツ国人について》倭ノ国の一つの現象として、別の世界の住人が倭ノ国へと迷い込んでくる、ということがある。 迷い込んできた人たちは、日本国というこの世界には存在しない国からやってきたと一様に口を揃えて言う。(舞台である倭ノ国は、雰囲気として日本の江戸〜明治初期にかけての頃をイメージしておりますが、全く別の次元に存在する国同士という設定です。いわゆるパラレルワールド。外ツ国人の出身である日本国は20世紀の私たちの世界と同様であり、鉄の塊が空を飛び、薄い箱の中の人が動いている世界です。) 外ツ国人がいつどこに現れるかなどその現象の規則性などはなく未だ解明はされていない。一般的には外ツ国人(とつくにびと)と呼ばれているが、余所者、異邦人など呼んで差別し迫害する街や村もままある。例外として、淡藤を筆頭に翠雨楼の人間は外ツ国人のことを月の人と呼び、歓迎している。(淡藤は日本国のことを雨夜の月と称している。雨夜の月とは、雨降る夜に浮かぶ月のように、確かに存在し其処にあるものなのに見ることはできないものを例えて言った慣用句。) また、外ツ国から迷い込んだ者の一部は不思議な力を持つようになるとされており、かつての王黄龍も元々は外ツ国にいたと伝えられている。 外ツ国人の割合は倭ノ国の人口の4割ほどに及び、それぞれの領土別だと、 青龍5:白虎3:朱雀1:玄武1 といったところ。 《郵便について》 倭ノ国では手紙や荷物の配達などは人の手ではなく全て伝書鳩が行っている。鳩といっても現実の普通の鳩とは異なり、大きさにして普通の鳩の二倍もあり、知能が非常に高い。 そのため、例えば送り先の住所がはっきり分からずとも「◯◯村に住んでる◯◯さん」、「◯◯のお店の近くに住んでいる◯◯さん」など曖昧に伝えても(事故にあわない限りは)ちゃんと届く。(確実に届くというわけではないが、情報量があればあるだけ確実性が増す。) 《朱雀軍の軍服について》 上衣は濃紅色の布地に金の九個ボタンが一列に並んだもの。ズボンは腰から膝にかけて膨らみ、膝から裾を絞っているデザインで、上から黒い革製のブーツを履く。 軍帽、上衣とズボン、ブーツで通常の一式だが、位の高い軍人(佐官以上)は胸元や襟元に紀章を付けることができ、更に上位の軍人(将官以上)は特別な羽織を着ることを許されている。軍服には随所に、象徴である鳳凰がモチーフとして描かれている。 |