※最近のTwitterで本当に呟いてたこと
ネタ系。ちょっと下品な表現あります。
見てしまった。そう、わたしは見てしまった。
私とキヨは付き合っている。大学で出会い、ゲームが好きな私は意気投合、飲み会など重ねるうちに付き合うようになった。
大学2年生から付き合って3年目、今の私は社会人だ。大分経ったなぁ。
キヨがゲーム実況者なことも知ってる。動画もたまにこっそり見たりしてる。
乃木坂46にハマっててイベントにも休みが合えば頻繁に連れて行かれる。それも別にいい。可愛い子を一生懸命な見てるのちょっとモヤっとすることもあるけど、可愛いと付き合うはまた別だからとか言ってくれてるし。まあ許せる。
でもTwitterは全然見てなくて、何となく気が向いて覗いてみたら、最近キヨはこんなことをつぶやいていた。
『朝起きたらガッキーがキッチンに立ってて「よく眠れた?フレンチトースト作っておいたよ」って言ってくれて幸せな朝食をとれますように。
おやすみなさい。』
は?何言ってんだコイツと思うけど、これはまだいい。現実味ない。良しとする。問題はこっちだ。
『ソファーの上でずーっとエロいこと考えてたら3時間経ってました。
12月も皆さんよろしくお願いします。』
これ!!!そうこれ!!!!!
ソファーの上で3時間もエロいこと考えてたって何!?誰とだ!?ガッキー!?新川氏!?のぞみーる!?実際にとか現実に叶うことは無いだろうけど、想像したと思うとすっごくもやもやする。
さっきこれを見てから私はずーーーーーっともんもんとしている。
今日はキヨの家に行く約束だから、そこで問い詰めてやるんだから!
「名前ー?今日どうしたんだよ〜なんか変じゃね?」
キヨは私の異変にすぐ気がついた。
リビングのソファに二人で腰掛け、Wii Uをプレイしていたものの、悶々としている私はなんだかイライラしてしまっていた。
「そうかなー」
わざと流してみる。さあどうする。
「そうだわ、なんだよ。文句あんならちゃんと言えよ」
そうよねそうなるよね。わからないといった様子で、顔をしかめてくるキヨ。そうだよね言わなきゃわからないよね。
「じゃあ、言わせてもらうけれど」
テーブルに手を伸ばし、iPhoneを取り出す。最近替えたばかりの6sのローズゴールド。残念ながらケースをはめている為ローズ感はあまり楽しめていない。
Twitterアプリを開いて、キヨを検索する。そしてあのツイートを開いて、キヨへと差し出す。
「キヨくん。これはどういう意味なのかな?」
キヨの目が一瞬カッと開いて、いやー、これは……と言葉に詰まり、黙ってしまった。
「どういうこと?3時間も考えてたの?誰との想像してたの?」
イライラしてるものの、笑顔で迫る私。
「やっ、こんなんシャレじゃん??冗談に決まってんべ?てかなんでお前俺のTwitter見てんだよ、見てねーって言ってたじゃん」
「普段見てないけど、たまたま気が向いて見たの。」
「素晴らしいタイミングですね」
「だよね、私もすごい!って思った!」
そうじゃなくて、ねえ誰との想像?と私が切り替えると、また言葉を詰まらす。
「どのアイドルかなー?モデルちゃんかな?女優かな?」
段々イライラしてきて、キヨの鼻をむんずと掴む。
「いたたたた、痛いっす名前さん」
鼻声でそう訴えるも離してはあげない。
「誰よー誰なのよー、可愛いと付き合うは別なのよね?付き合わなきゃエロいこと考えていいのかな?胸糞悪いわー」
「ちょ、まじ誤解だって!!俺は確かに乃木坂も新川さんものぞみーるもガッキーも好きだけど!大好きだけど!夢を与えてくれる存在だけど、現実付き合えねーし!そりゃワンチャンとか思ったことあるかって言われたらあるけど」
なんだかこめかみのあたりがピクッとしてもっと鼻を摘んでいる手に力を込めた。
「ごめんなさい名前さん離してくださいもげます」
「んー?続けなさい」
「くそ、ワンチャンとか思ってたのは俺も若かったし、今はもう思わねーよ!ちゃんと現実見てるし、エロいこと考えてたのはお前とだよバーカ!」
「……ほんとかなぁ?」
にわかには信じ難い。信じませんぞ。
「ほんとだって!俺意外とのめり込めば一途だから、お前と付き合って浮気もしたことねーし、最初は抜いてたけど、今はもうなんか他の女見て自分でとか気が乗らねーし、お前にしか解消してもらいたくねーから抜いてねーし、だからそん時溜まっててお前とのこと想像してたんだよバーカ!」
なんだかそこまで言われてしまうと私も少し恥ずかしくなってしまって、摘んでいた手を離してしまった。
「あー痛かった」
「ほ、ほんとなの?それ…」
「ほんとだっつの。もう俺もそんな想像しまくるほど若くねーから安心しろって」
「だったらそんな紛らわしいこと書くんじゃないわよ!バーカ!」
「お前見てるとは思わねーし、フジにもこれはねーよと言われ、お前のことでもこれは流石に良くなかったかなと俺も珍しく思ったわ!反省してます!バーカ!」
じっと見つめていたものの、めずらしく真面目な目をして見つめてくるキヨに私が耐えきれず、吹き出してしまった。
ここまで言うキヨを見ていたら、本当に私のこと考えてくれていたんだなって思った。なぜ言い切れるのかと言われたら説明できないけど、長く一緒にいるから、言葉で、態度で、表情で、目線で、わかる、キヨのすべてから嘘じゃ無いことが伝わってくる。
「そこまで言うなら許してあげる!本当に女関連怪しいことしてないしね。ごめんね鼻つまんだりして。」
「そーだって。俺もうお前としか結婚すること考えてねーから安心しろ」
ちょっとだけ頬を染めて目を逸らしながら言うキヨが可愛くて仕方なくて、ぎゅっと大切に抱きしめた。
「私も、嫉妬しすぎてごめん。キヨのことだいすきだから、キヨとの将来しか考えられない」
「おー…」
キヨの顔は見えないけど、声のトーン的に照れているんだなというのが伝わる。可愛いなぁもう。
「ありがとう、キヨ」
恋人とアイドル
(アイドルは、俺に夢と癒しを与えてくれる)
(恋人は、俺に愛情や、他にもたくさんの感情を与えてくれる)
(恋人は、一生をかけても、何を代償にしてでも守り抜きたいと思える、かけがえのないものだ。)
20151204
pullus
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