進撃の話です。※ネタバレ含みます。
6/10追記あり。最終巻読みました。


ついに完結するということなんですが、単行本派の私からすると「本当に終われるの…？」といった気持ちでいっぱいです。本当に終われるんですか…？？

私は元々ローランでアニメのOPを陛下が担当するという話を聞いてOP目当てで観始めたクソにわか新参だったんですが、気が付いたら単行本買ってましたね。未だに発売日に新刊買ってるのは進撃だけです。
多分アニメから入った多くの人が１２、13巻辺りで脱落していったと思うのですが誰にも内緒で私はずっとついて行ってました。VS巨人が主軸ではなくなるのでちょっと物足りなくなった時期はあるのですが、無事に乗り越え今も楽しく読み続けております。
でもやっぱり1〜10巻辺りの面白さは別格ですね。ちょっと巨人に慣れてきたかな〜というところで獣の巨人が初めて登場した時は興奮しすぎて夜眠れなかったです。喋るのは反則ですあんなの。

待望の地下室からのマーレ編、ここからが私とライナーにとって新しい地獄の始まりでした。丁度今アニメやってますね。楽しく元気に視聴しています。
ライナーは本当にもう…マーレ編始まってからは本当につらすぎて正直アニメ観始めた頃はライナーがこんなキャラになるとは思わなかったです(多分作者も思ってない)。最新刊でライナーとアニが別れのハグを出来たのはじーんときました。

進撃は油断するとすぐ読者の精神に殴りかかってくるので常に緊張感を持ちながら読んでいます。グリシャの過去とかライナー周りとかジークとクサヴァーさんの話とかこれでもかと絶望させられるガビとか…でも進撃は全員一回は絶望させられるんで普通なのかもしれないです。

進撃は世界観が完成され過ぎている上に絶望感が凄すぎて夢を読めない＆夢を書けない（夢主が入り込む隙間がない）んですが、進撃夢を書かれている方々はどうやってるんですかね…？どうやってあの地獄に希望を見出せばいいんですかね…？スクールカーストの世界線で書けばいいんですかね…？


※以下、最終巻ネタバレです。

最終巻読みました。
オカピとか色々感想はあるのですが私の言いたいことはスクールカーストのエレンが全部言ってくれました。やはり進撃はスクールカーストの世界で夢を書くのが正解みたいですね？？

ファルコガビが無事で本当に良かったです。というか最終戦はエレン以外のメンバーは皆無事で何よりでした。兵長はもう絶対死ぬと思ってたんですがなんとか生き残りましたね。やっぱり修羅場潜ってきた男の生命力は違いますわ。特別兵長が好きってわけではないんですが思い返すとエルヴィンやケニーとの話とかサラッと読んだだけでも記憶に残るエピソードがたくさんあって濃くて良かったです。あと私はユミル(ブス)ファンなので彼女もちゃんと駆けつけてくれて嬉しかったです。
ミカサがエレンを殺すという初期から全く予想できなかった結末で、最後にエレンだけがいないのが寂しくて……。巨人の力消して完全ハッピーエンド！！じゃなくて結局争いで島は滅びるし、エレンの墓にある樹がにょきにょき伸びて、最後の子がユミルみたいになって歴史は繰り返す？みたいな匂わせがあるのは進撃らしいな〜と思いました。

まとめると進撃の巨人を読めて楽しかったよ……先生がサウナのお店作るの応援するよ……って感じですね。