ジェ○ピケ
「買っちゃった」
歳末大安売りしてて、カイザーもなんか好きそうだったし、ジェ〇ピケ。私がユニク□とのローテーションで着ているとき、ジェ〇ピケのターンでの距離感が段違いで近い。寝るときの抱き枕状態はもう諦めたが、休日の日中部屋でくつろいでいるときもやたら密着してくる。まあこのもこもこ素材には抗えないよね。そんなに好きならと、メンズラインの上下セットの購入に至った。
「カイザー好きだったなーって思って。好きだよね?」
「ああ、これか」
ショッパーからルームウェアを取り出す。かわいいショッパー似合うな。アンバサダー来そう。
「これ着てるときの鈴はガード下がるからな」密着しても鬱陶しがったりしない。
「あ、そういう」
早速ジャガードカーディガンを羽織る。うわ、可愛すぎて滅しそう。「ほら」と手を広げてくるカイザー。邪念のすごい私を葬ってくれるのかもしれない。
「あー、やっぱり、いいね」カイザーって硬いから、なんか触り心地がふあふあしてるの、とてもいい。カイザーはカイザーで「シャイな鈴チャンがこんなに積極的になってくれて嬉しいねぇ」とwin-winの関係を築けているようだ。
「買い物中に俺のことが頭を過るなんて、俺のこと大好きか?」
そう茶化してくるが、毎度なんでもない日に花を買ってくるような男に言われたくないのと、そのような発想に至るくらい自己肯定感爆上げしてくれてよかったーと心まで温かくなったのだった。
back
home