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頭が、痛い。
耳鳴りがひどく響き渡る。
目の前には、ぽっかりと口を開けた呪霊。
その足元には、おびただしいほどに広がる鮮血。
一瞬のうちに状況を判断するために周りに目を向けた。
前方には男が一人。
手に呪力を収束させていて、その表情は焦燥が垣間見える。
ただ、どうしてもその男の名前を思い出せない。
「星波!・・・また勝手になんかやったでしょ。」
男は声を荒げた。
「あ・・・僕・・・っ。」
記憶が、ないのだ。
なぜ怒られたのかもわからないまま、男は呪霊へと飛び込んでいく。
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