「ん、…はぁっ」
「きもち、name…っ」
空き教室の夕焼けの中、わたしは手頃なスリルを楽しんでいた。学校一ハンサムと名高い彼とのセックスだ。
「ふふ、きもちい、っ…シリウスっ」
好き、あなたが一番よ。
キスを交わしながら思ってもないことを口にする。もちろん一番は付き合っているハッフルパフの彼なんだけど、気分の盛り上げ役にはなったようで、一緒に絶頂へ向かう。
荒い息を整えて魔法で後始末をする。はぁ、気持ちよかった。プレイボーイなだけあってセックスうまいんだよね、シリウスって。顔もいいし、来るもの拒まずだから、遊びにはちょうどいい。
「気持ちよかったわ。また、ね」
「オレもよかった。また来いよ」
シリウスもそこらへんは了承してくれてるみたいで、この関係を大っぴらにはしていない。もちろん最初にある程度の約束は交わしてるが。
何故シリウスとこんな関係になったかは覚えてないけど、わたしを甘やかしてくれる今の彼に少し物足りなくなって、スリルを求めていたのだ。一番は彼。シリウスは遊びともちろん割りきっている。シリウスを好きになることはないだろう。だって、わたしのような存在がいくつかいることは知っているからだ。まあ、性病を移されない限りどうでもいいけど。
辺りを少し見渡してドアを開ける。そこにいたのは驚愕の表情を浮かべる彼。
あ、バチ当たった。
20150817
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