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【BSR】機械と向き合う彼女は真剣な表情だった。カタカタと何かを押し、難しい顔をして椅子に寄りかかる。物語を作っているのだと言った。誰もが読みたいと思えるような物語を作っている、その分難しくて進まないと。「歴史は苦手なんだ」だから、俺たちの話は書けないんだと困ったように笑った。
【ジョジョ6部】彼らを見届けるのがもう残された役目だったのだろう。この結末に良いも悪いも言えない。そういう運命だった、無理矢理認めるにはいい言葉。「私はこれ以上何もしないよ」だから、思うように最後まで生き抜けよ。世界が一巡するまで、見届けてあげる。それが私の最後にできること。
【青エク】こんなこと言うのもあれだが聖騎士様がとても苦手だ。綺麗過ぎる。だから苦手。それに大人なのに真っ直ぐ過ぎて真面目で苦手。「恋でもしてんの?」「シュラでも怒るよ……!」「冗談だって」恋じゃなくて憧れに近いかもしれない。でも苦手なんだ。普通の祓魔師なら声くらいかけれたのに。
【僕アカ】めんどくさがりの彼女が爪にマニキュアを塗っている。スマホを操作する手を取れば怪訝そうな顔をした。「気分転換」「ふぅん」こんな手欲しいな。呟くと振り払われそうになる。「手首崩すなよ」「しないよ、するわけないだろ」「死柄木のことだからうっかりするね」わかってんじゃん。
【ジョジョ3部】「はい、チョコ」そう言って彼女はラッピングされたものを差し出した。世間ではバレンタイン、ってことは……「あ、ありがとうございます!」「買ったやつだけど気持ちは篭ってるからね」思わず包装紙に目をやってびっくりした。こ、これは……!一粒3000円するチョコ、だと……!
「ポルナレフ、はい」「おお!あれだろ、バレンタインだろ!?」そいつが差し出す箱を受け取れば、そうそう、と笑って肯定する。おいおい、すげー高いチョコじゃねえか……!「もちろん本命だろ?」「それはないわ。みんなに配ってんだからさ」「あ、そう……」そんな真顔で否定しなくても……
「アヴドゥルもはい、チョコ」チョコを配り歩いているらしい彼女は当然のように私にも包装された箱を差し出した。礼を言って受け取り、まじまじと見る。「義理に力を入れすぎじゃあないか?」「そう?本命とはかけ離れてるけど?」「どなたか聞いても?」「DIOの顔に投げるチョコ」「……そうか」
「お酒の方がいいか悩んだけどはい」「すまんな、気を使わせて」大学生なのにその財力はどこから来るのか、これ有名ブランドのチョコだ。承太郎は毎年貰っているのか、贅沢な!「ブランデー風味らしいから悪くはないよ」「美味しくいただくよ」あとは孫だけなのか、残った箱を手に彼女は歩いて行った。
「手作りの方が好みの承太郎!今回もいつものチョコだよ!!」「飽きた」「贅沢言うのお前くらいだわ」他のやつらにも配ったであろう同じものを受け取って小さく礼を言う。「お返しよろしく」「3倍返しだろ」「もちろん」毎回同じものだけどなと付け足せば、わかってるよ、と笑いながら頷いた。
【鳴門】「ん」少々仏頂面で可愛らしいラッピングを差し出す彼女に思わず目を丸くした。しばらくそのままでいると頬を真っ赤にしてオレの胸にそれを押し付ける。「渡したから!」「はあ」「本命だから!!」「うん」「もう言わせんな!」察しろ鈍感!と罵って瞬身で消えた。……ああ、バレンタインか。
【携帯獣】ポロックにチョコフレーバーのパウダーをかけた。バレンタインだからか、そんなものあるんだなぁって思いながら購入したやつ。手持ちたちは物珍しそうにふんふんと匂いを嗅ぐ。「初めてだもんね」こういうの。やっぱり食べないかな、と思っているとぱくりと食いついた。ああ、よかった。
【青エク】「シュラ、どうしよう」「お、おお?どうした?」「アーサーさんにチョコ奪われた……やだ、死ねる」「だからあのハゲご機嫌だったのか」可愛いラッピングの袋片手のアーサーが浮かぶ。目の前のこいつは珍しく死にそうな顔してるけど。……もう互いに素直になれよ!間にいると面倒だな!
【僕アカ】「ももちゃんのチョコ美味しい!」もぐもぐと満足そうに頬張る彼女の頬についてるチョコを拭う。A組だけでなく他のクラスからも貰っているのか、彼女の机の上はチョコで溢れていた。男子よりも貰っているのでは……「これは今日中に食べるのですか?」「うん!」……胃もたれしそうですわ。
【僕アカ】「は?チョコ?ねえよ」容赦ない言葉に死柄木弔がテーブルに突っ伏した。実は私も期待してましたが。あ、めそめそしてる。「欲しかったら自分で買えば?」「貰いたいの!」「知るか」本当に容赦ない。死柄木弔が八つ当たりでテーブルを粉々にし始めていると、代わりに拳骨が落ちた。
【僕アカ】「だからチョコねえよっ!」「……期待してねえよ」同じことを何人かに言われたのか、荒々しくコーヒーを置いた。お前の妹からは貰ったからいいよ。「ほら、俺から」「……」「なんだその顔」俺が渡すのが珍しいか、珍しいな。「お返しいる?」「いる」彼女はめんどくさそうな顔をした。
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