「ガルーラ!かみくだく=I!」
ゴーストタイプとはあまり戦ったことがなかった。
正直、タイプ相性合ってたか自信もなかったし、でも覚えて勝てたからいいとしようかな。
エンジュシティのマツバさんからジムバッジを受け取り、それをみんなで見てからケースへしまう。
バッジ綺麗だね、頑張ってくれてありがとう。
ポケモンセンターへの道中、バトルに出てくれたガルーラとキュウコンをこれでもかってくらい撫でた。
部屋に入り、私たちの輪から離れるヒノアラシにも近づいてバッジを見せると、ヒノアラシは感嘆の溜め息を吐く。
「綺麗だね」
「ヒノー……!」
他のバッジも気になってるみたいだからひとつひとつ説明した。
1番最初のバッジ、キキョウジムではキュウコンがまだロコンの時に頑張ってくれたの。
その次、ヒワダジムでもロコンが頑張ってくれた。
カメールがゼニガメだったけど、相性がよくなくって、負けさせちゃったの。
コガネジムに行くまでで、ガルーラとハクリューに出会ったんだ。
ハクリューはまだミニリュウでね、進化しないからって捨てられちゃったのを、私が見つけたんだ。
コガネジムではガルーラが特に頑張ってくれたよ。
「今日も、ガルーラ頑張ってくれたもんね」
誇らしげに胸を張るガルーラの頭を撫でて、子ガルーラもわしわしと撫でる。
ロコンがキュウコンになったのは、自然公園に行くまでに寄り道したポケスロンでだ。
ポイントで引き換えた、炎の石で。
ポケスロンから出て、自然公園では傷ついたアーボに会った。
今ではもうアーボックだけどね。
トレーナーに集団でいじめられるように攻撃されてて、その途中に進化したの。
大変だったんだよ、宥めてゲットするのはさ。
「ミニリュウがハクリューに進化したのはその時。まさかすぐ進化するなんて思わなったなあ」
首を傾げて私たちを見比べるヒノアラシ。
少し呆然としている彼の体をそっと撫でる。
「ゆっくりでいいんだ。仲良くなって、一緒に強くなって行きたいな」
みんなのペースで行くんだから、最初はゆっくり歩こう。
慣れてきたらちょっと速く、たまには走って。
ね?とヒノアラシに笑いかけると、ヒノアラシは小さく鳴いて俯いた。
20150611
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