ロアがアザラシ好きなの知ってルフィが生簀に入れようとするが全力で止めてるロアはいるはず。
食べないのに入れたらダメ、お世話できないからダメ、ってルフィを説得してる。
「ふふ、ずっと見てるわね。そんなに楽しい?」
「…なんか、落ち着くんだ」
「ここまで気に入ってくれちゃおれも作った甲斐が有るってもんだぜ」
大人組。
「ヨホホホホ!!! はいどうもみなさん!! ごきげんよう!!! 私この度この船で厄介になる事になりました。死んで骨だけ<uルックです!!! どうぞよろしく!!!」
「「ふざけんな!!! なんだコイツは!!!」」
「ヨホホ、おやおや手厳シィーーー!!」
「(…どうやって…動いてるんだろう…)」
「ガイコツだーーーーっ!!!」
「ガイコツが喋って動いてアフロなわけがねェ!!! これは夢だ、絶対夢だ!!!」
「ホントか!? よかった、夢かー!!」
「悪霊退散、悪霊退散!!」
「(…大きいな…骨だけでどうやって立ってるんだろ…)」
ロアはロビンとフランキーが行くなら行こうかな、って上陸するつもりでいる。ので結果的にあとから上陸組。
舐められたロビンを助けようと何か≠ェいる所に槍を振り下ろすがそのまま槍を掴まれて投げ飛ばされる。
「…やっぱり、何かがいる…っ」
「ロビンちゃん 敵は!?」
「ハァ…大丈夫、消えた…!!」
「ゾロもサンジもまったくよー」
「…ルフィその鎧いつの間に着たの…」
「こんな時に何やってんだよおめーは」
「ヨロイがそこにあったなら!! 着るのが男のロマンじゃねェのかよ〜〜〜!! お前は鉄の体を手に入れて…そんな心も失くしちまったのか!?」
「ロマン!? ……もっともだ。勘弁してくれ!! おれは何も心まで鉄にかえたつもりはねェのに!!」
「(…フランキーがルフィに言いくるめられてる…)」
「――何か大切なものを失って心に吹くのはすきま風…聴いてくださいサイボーグ鋼鉄旅情=v
「よっ!! 歌えー!!」
「…緊張感、ないね」
「広間に出たわよ…」
「ルフィは……!?」
「まだ出てきてねェ様だな。振り返ってもあのバカ、ヨロイ着てやがるからどこにいるやら」
「…ロマンが仇になったね」
「バカ野郎、ロマンは大事なんだ!!!」
「…意見がフラフラしすぎでは…」
ブルックとラブーンの話を聞いてちょっと感動してるロアはいる。
新しく仲間になるであろうブルックに少し心を踊らせながら。
チョッパー、ロビンと共にホグバックの相手をするロア
サンジゾンビに執拗に狙われるロア
「お前を見てると無性に腹が立つ…!! なんだてめェ!!」
「…なんだと言われても…」
「オラ、オラァ!! なんかわかんねェが死んで詫びろ!!」
「…理不尽な…」
蹴りは重いがサンジほどのリーチは無い。体も小さいので力も恐らく本人ほどじゃないだろう。だがどれだけ傷付けても倒れもしなければ怯みもしない
「
サンジゾンビを蹴り上げてそのまま斬下ろす。が、サンジゾンビはそのまま起き上がりあろうことかロビンを狙ってその軌道を変える。
「…ロビン!!」
「!! あぅ…!!」
その光景に目を疑うのはロアだけでは無い。ロビンもチョッパーもまた驚く。
そんな隙に今度はゾロゾンビがロアとチョッパーへ斬りかかった。
「おのれ麦わら…!! 一丸となる力思い知れ!!! お前ら!!戦略の15≠セ!!!」
「え? アレを?? アレを出すのか!?」
「ロア!! 行くぜ!!」
「…え? …え?」
わけも分からず問答無用でフランキーに背負われるロア
「ゾロ!! ぐるぐる!! スタンバイだ!!」
「?」
「は?」
「俺の足を支えろ!!!」
「ん?」
「何だ」
「パイレーツドッキング7!!!」
「巨大ロボ戦士!!!」
「ビック皇帝〜〜〜〜〜!!!」
「ちょっと待てフランキー!! 左腕≠ェまだドッキングしてねェ!!」
「何!!? おい!! 何してる!! ニコ・ロビン!! 早く左腕にドッキングしろ!!」
「急げ」
「来い!! ロビン!! おれの様にやれ!!」
「人として恥ずかしいわ」
「!!?」
巻き込まれロア
狙うは右肩。ロアは渾身の力を込めて槍を投擲した。
それは驚くほどの勢いを持ったままオーズの肩へと突き刺さる。
「ぐむむ…ッ」
ロアは駆け出す。オーズの腕を足場にそのまま肩へと駆け上がる。その途中でオーズの肩に突き刺さった槍が大きな爆音を立てて爆発した。
「爆発した…! ?」
「おっしゃ!!! ロアの槍先におれの火薬星を仕込んでおいたんだ、流石に効くだろ!!!」
その反動で吹っ飛ばされてきた槍を器用に受け止め、勢いそのままでオーズの肩へ。
高く飛び上がり、槍を下へと構える。
「――
槍は重量とロアの力を一身に受けてオーズの肩へと刺さった。
が、そんな空中で身動きが出来ないロアにモリアのコウモリが襲いかかる
「…ッ」
「キシシ、空中だとより影は無防備になるんだぜ?」
「ロア!!! そこから離れて!!!」
オーズの肩、いつしかそこに居たモリアと、自身の影がそこに映されている。しまった。そう思うと同時にロアの影もまた、モリアに奪われてしまった。
意識を失ったロアはそのまま落下する。
「クソ、同じとこばっかり鬱陶しいなァ〜〜!!!」
「ロア〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
地面に叩きつけられるより先に、オーズの腕がロア目掛けて叩きつけられた。
受け身も何も出来ない無防備な状態で、ロアはそのまま壁へと吹き飛んでしまった。
「6人目……キシシ、あと3人」
「はっはっはっは…いやあ…、生きてたな見事に」
「一瞬天に昇る気持ちだったわ」
「それもいいな、ロビンちゃんとなら一緒に天に昇りたいぜ!!」
「…物理的に天に昇りかけてたけどね」
「笑い事か!! アホ共!! 本気で死んだかと思ったわ!!! 頭スっ飛んでたんだぞおめェら!!!」
赤い土の大陸前
大きな壁を見上げる。少しだけザワつく心の内をそっとしまい込む。大丈夫、あの時とは違う。
「充分に警戒しなきゃ。ここはもう『海軍本部』と世界政府の聖地、『マリージョア』のすぐそばよ…………!!」
「大丈夫?」
「…平気」
「無理しないで。中に入っててもいいのよ」
「…ん、ありがとう」
シャボンディ前
魚人島行く道を聞いた時
「44番GRは諸島の最も東に位置する島だからよ。ちょうどここからシャボンディ諸島に行くライン上にある様だな。諸島に着く5km手前だ。まず西へ進もう」
シャボンディ。その名前に肩が跳ねる。そうか、赤い土の大陸の近くなら、あの島も近いのか。
大丈夫、大丈夫と言い聞かせても心臓はうるさく鼓動する。
気づかれぬようにそっと甲板を離れる。思い出して日が浅いとは言え、いつまで引きずるつもりだ。この先あの島に行くのならば、このままでは足を引っ張ってしまう。壁に背を預けそのままズルズルとしゃがみこむ。情けない。ゆっくりと呼吸を繰り返す。喉が震える。
――……
その頃外では
「先に言っとくがこの辺りにゃ人攫い≠チて裏稼業の集団が何十チームも存在する!! 『シャボンディ諸島』という場所で、人間の売買が盛んに行われてるからだ」
「人間を売り買いすんのか!? …ひでェな。ん…?それって……」
「――中でも『人魚』はい〜い値で取引されるからマクロ一味≠チて魚人の3人組はしつこくケイミーを狙ってくる」
「ナミ、少し席を外すわね」
「うんごめん、頼むわ。私は詳しい話聞いとくから」
「お願いね」
そう言ってロビンもまたそっと甲板を離れる。そして入った先で蹲っている大きな影を見つける。見た目より柔らかなその髪を梳けば、勢いよく顔が上がる。周りに気付けぬ程に余裕がなかったのだろう。珍しく驚いた顔をしている彼がそこには居た。
「無理しなくていいのよ。そんなとこに居ないで、椅子に座りましょう」
「…ッ…」
務めていつも通りの声色で、ロビンはロアの腕を引いて立ち上がらせる。そのまま椅子まで連れていき、そこに座らせた。
「この前サンジに作り方を教えて貰ったの」
そう言ってロビンがキッチンを少し弄って数分。目の前にマグカップに入ったココアが置かれる。
「…ごめ…」
「謝るのは無し。そう簡単に拭えるものじゃないのよ。私だってそうだった。でもあなたを含め、誰も私を責めたりしなかったわ。わかるでしょう?」
「……」
「この先は少しあなたには辛い場所になるかもしれないわ。だから今は少しでも心を休めて」
背中をさすられればその手の優しさに救われる。このままいけばシャボンディ諸島には行くことになるだろう。ココアを口に運び、その言葉に甘えて船内で少し休ませて貰うことにした。
少しして外が騒がしくなる。外に出ようとした時に扉の向こうから落ち着いた声がした。
「大したことじゃねぇ。おれたちだけで充分だからお前はそこでその幸せココア啜ってろ」
サンジの声だ。結局気づかれぬようにと甲板を離れたのに皆に気付かれているらしい。
「…ごめ…、ありがとう」
「はん、ロビンちゃんにココア入れて貰えるなんて羨ましいヤツめコノヤロウ」
離れていく気配にロアはゆっくりと椅子へと戻るのだった。
だが、あまりにも激しい揺れと轟音に流石にじっとしている訳にもいかずココアの入っていたマグカップを水に漬け、甲板へと出る。
何故か倒壊した家々と舞い上がる家の破片と魚が視界に入って目を丸くする。
「お、来たか、サボり」
「ふふ、流石に騒がしすぎたかしら」
「……何事?」
視界に入ったサンジの手配書の絵によく似た人物にロアは更に混乱することになるのだった
シャボンディに着いて
ロアはもちろん留守番。
「お前は部屋ん中で寝てろ! んな顔して手伝って貰うことなんざねェ!」
「…けど」
「けどじゃねぇよ、ったく。何かしてねぇと落ち着かねぇのはわかるけどな、鏡みてから言え!鏡!」
「……」
「おいおい、サンジ。何もそこまで…、いや、寝てろ、今すぐ寝てろ」
そう言って男部屋へ押し込まれるロア。
奴隷の現実を見たルフィたち
「なァ、前にロアが言ってたよな」
「…そうね」
「…? ロアちんがどうかしたの?」
「いんや、なんでもねェ!」
そう言いながら真面目な顔で天竜人が去ってった方向を見てるルフィはいると思う。
――――……
「ケイミーが攫われたァああああ!!!」
大きなその声が響き、ロアは飛び起きる。攫われた。それは、つまり、そういうことだ。
「…ッ」
「いいからお前は待ってろって!!!」
「こんな状況でじっとしてられない!! 人魚なんて珍しい種族、目をつけられたら…ッ、ダメなんだ、それだけは、絶対に…ッ」
「落ち着けって!! 言いたいことはわかるがそんな状態のお前外に出せるか!!」
「あゥ、落ち着けおめェら!!」
「自分でも分かってんだろ!! 万が一にもお前が動けなくなったらどうすんだ!! 別にお前が悪いとはおれ達は欠片も思っちゃいねェけどな!! だがそれがケイミーちゃん救う妨げになったらお前自分を許せんのか!!!!」
「…ッ!!」
「行っても辛ェ!! 待ってても辛ェなら!! おれたちが帰ってくるまでここで船を守ってろ!! てめェにしか出来ねェんだよ!!」
「……ッ、」
もちろんロアも自分でもわかっていた。この島では自分は足でまといにしかならないことを。もどかしさを押し殺せないまま、だが仲間はそれでもいざと言う時に自分が後悔せぬようにしてくれている。
血が出る程噛み締めた唇の痛みを、何もサンジもウソップもフランキーも分かっていない訳では無い。何よりも奴隷≠フ辛さを、苦しさを知ってるのは紛れもないロアなのだから。
「おれたちを信じろ。てめェはてめェにできることをやりやがれ」
「……」
キツく目を閉じたまま重苦しく頷くロアを見て、サンジ達はトビウオライダーズに乗り、サニー号を飛び出した。
島の中心が騒がしい。心が落ち着かない。
どうか、どうか、あの子が無事であるように、祈ることしか出来ない。
そこにトビウオライダーズが1人飛んでくる。
「若旦那のお仲間さーん!!」
「……!!」
「ケイミーさんは無事に救助出来たんですけどちょっとばかし厄介なことになってまして……!! とりあえず皆さんの所にお連れしますので乗ってください〜!!」
「この船は俺たちに任せてください!!」
ってなってルフィ達とシャッキーの店で合流。
ロアが飛ばされるのはロジャーの船に乗っていた戦闘員の元。レイリーの元仲間で槍術と、見聞色の覇気のスペシャリスト。そこで槍の扱いと見聞色の覇気を学ぶ。
――――……
ハンコックから紋章の意味を聞いたルフィ
「これは…天翔ける竜の蹄=c『天竜人』の紋章じゃ。『世界貴族』に飼われたものに焼き付けられる……、一生消えることのない人間以下≠フ証明…!!」
「……!! 天竜人……!!」
「わらわ達三姉妹は……、…その昔…、『世界貴族』の奴隷だった……!!」
「そなたは……!! 奴隷であったわらわを……蔑むか?」
「だからおれ天竜人嫌いなんだって!! それに俺の仲間にもよ、お前と同じ経験した奴がいるんだ。そいつ、ずっと記憶無くしてたんだけど、ちょっと前に色々思い出して、そっからずっとなんかに怯えてんだ。シャボンディ諸島に着いた時もそりゃもう倒れそうなくらい顔色悪くてよォ」
「……!? その仲間にはこの紋章があるのか……?」
「いや、でっけぇ傷が背中にあってよ」
「……そう、か。そうじゃろうな、あれは出来れば見たくない」
「あいつも同じ心配してたけどな、別に望んでなった訳でもねぇんだから心配すんなよな!!」
「ふふふっ、そなたを気に入ったぞ!! 目的地を言え!! 船を貸そう」
――――……
頂上決戦後
ロアは元ロジャーの船の戦闘員であった男、オルウェル(オリキャラ)の元にいる。
「ふむ、君たちのおかげで懐かしい人の情報を得られた」
「……、あ」
新聞を手渡される。先日の記事を見た時には心配と不甲斐なさで我を忘れそうになったが、今回は違った。
「……ルフィ」
「レイリーも随分とお前のとこの船長が気に入ったらしい。名前を聞くばかりか、こうして姿まで見れるとは思わなかった」
新聞に書かれたなんともルフィらしくない行動。だがその横にレイリーが居るということは、恐らく何かがある。写真に目を凝らせば、ルフィの肩に書かれた文字が目に付いた。
「…!! そう…。うん」
「ん? 何か書いてあったのか?」
「…オルウェルさん」
「?」
「…おれは、あの時何も出来なかった…。過去に怯えてあの島ではずっと足手まといで。……あんな思いは、もうしたくない」
――お前も海賊やろう!!
――なんだろうとお前は麦わら海賊団の甲板手だからな!!
――ロア!! 大丈夫だ!!
どんな時も全て受け止めてくれたルフィ。
彼が歩む海賊王の道。少しでも力になりたい。
みんなの夢を支えていきたい。
噛み締めるようなロアの言葉を、オルウェルはどこか楽しそうに聞いている。
「…強く、なりたいです。…おれを、鍛えてくれませんか」
「ふはは、この老兵にそんなこと言う奴が居るとは嬉しいねぇ。レイリーが出張ってるんだ、おれも負けてられないよなァ」
「……!!」
「泣き喚いても容赦しないぜ? 着いてきな」
「…はいッ」
待ってて、ルフィ。今度は、おれも君を支えられるようになってみせるから。
――2年後、シャボンディ諸島で……!