ある最期


最期の時が訪れていた。


この世はなんと理不尽なのだろう。

自分にもっと力があったら、
この世界がこんな風ではなかったら、
もっと別な幕引きを迎えていたのだろうか。



そんなことを思っているうちに、すべてが闇の中に沈んだ。

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