あとがき

▼あとがき
 モニャッとした読後感を目指しましたが、なっているでしょうか。きっとなっていると信じます。なっているじゃないですね、ギャングはそんな言葉使わない。なった。
 理不尽不可思議バッチコイみたいなお話大好きです。人間がどうあがいても変えられないルールに立ち向かう姿は美しいですね。
 『不穏にほのぼの、ちょっぴりの不思議』がモットーのシリーズでした。なので「一番の恐怖って何食わぬ顔して日常に居座る違和感なんじゃないかな」という私の思いが強く出ている内容です。

▼イルーゾォを迎えに来たのは?
 イルーゾォが約束したのもまぎれもなく「夢主」であり、迎えに来たのも間違いなく「夢主」です。
 そして最終話で夢主たちが見れる世界たちに、イルーゾォの動向がなかったのは、迎えに行った夢主が二人きりを望んだから〜のような裏話もありました。そういう世界線もあったりなかったりです。

▼繰り返しに果てはあるんですか?
 有るかもしれないし、無いかもしれない。たどり着くかもしれないし、たどり着かないかもしれない。
 けれどどんなに荒唐無稽でも、理論上は折り紙をひたすらに畳み続ければ地球一周だって出来るわけです。諦めない人間の美しさって、そういった希望に祈りを託すところにあると思います。

▼お礼
 本当にこのシリーズは私の趣味だけを詰め込んだ短編群でした。お読みくださった方に最大限の感謝とキッスをお送りいたします。愛しています。

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