追憶の宴



何を見ているのか
深く澄んだ瞳で
熱い彼岸越えたような
追憶の宴に花を……

浮雲に隠された 春の月が隠した
暗がりに光散らす 貫いた眼差し
影を行く定めなど とうに受け入れたのに
いつの間にか乱される 君が嵐起こす

何も無くさず守り切れるものが
残酷な現世に在るのか

いつか語れるのだろうか
雪に深く沈む業に対する悔悟
君にいつか語れるのだろうか
月の静寂 喉を灼いた熱い雫
追憶の宴に花を

月影が凍り付く 広き大地を進む
薄光に浮かび上がる 凛とした横顔
闇を行く者故に 別れは必然でも
どうしても狂わされる 君の強い瞳

全て無くさず守り抜く その為
残酷な理を越えるか

道を違えたのだろうか
同じ場所を目指し同じ星を見上げて
君と道を違えたのだろうか
夜が明けたら違う場所に生きる二人
追憶の宴に花を

いつか愛せるのだろうか
今は伝えられず胸を焦がした想い
君をいつか愛せるのだろうか
僕を乱した 熱い彼岸越えたような
追憶の宴に花を……





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