無光の宴



グラスに美酒を注いだ夜に
漂う香り 捧げる夜に

運命は今 悪戯なまでに

離別へ行く結末を
悲劇へ向く終末を

空を切った銀は無音の夜に
冷たく狂おしく穿つ闇に飲まれて
崩れ伸ばす月に最後の別れ
定めを知る故に孤独を滅ぼす夜に
求め合うのか……

グラスの紅を飲み干す夜に
綺麗な紅に染め合う夜に

宿命なら魂の
最奥まで捧げよう

時を割った銀は無光の夜に
掠めて狂おしく迷う闇に震えて
崩れ伸ばす指に涙の別れ
終わりを知る故に傷跡を残すように
刻み合うのか……

空を切った銀は無音の夜に
冷たく狂おしく穿つ闇に飲まれて
崩れ伸ばす月に貴方が見える
定めを知る故に孤独を滅ぼす夜に
求め合うのか……





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