彼岸に触れて 傷付いた様
君の瞳は 真実の色
輝きの影 選んだ罪過
秘めた傷跡 指が辿って
何を知ったのか 笑顔が不意に陰る
問いたくなる 涙の理由
君が嘆くその理由 滅ぼして
何も語らない運命の天
遠ざかる足音に
語り掛ける一時よ
君はどうか僕を振り返らずに生きて
静かな世界 流れる景色
巡る意識は 最後の記憶
何度も見える 君の笑顔が
暗き道行き 照らすかの様
誰を想うのか 鋭い視線射抜く
逃がさないと 腕を掴んだ
君が明かすその心 受け止める
これが贖罪か運命の天
重ね合う予言に
語り明かす夜の夢
君には影一つ知ってほしくなかった
許さないと……
厳しく優しい運命の人
僕を射る眼差しは
影を知って美しい
語り明けた長い夜の夢
君と天に抗おう
手を取って……
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Reservoir Amulet