希望の残酷



時を越え出会う度 君は儚く
閉じる希望を告げては 涙隠した

真実の声は遥か高みで見下ろして
まだ幼い胸に残酷な痕を残す

愛しい君が語る絶望 この手で終わらせる
一人では無理でも二人なら
滅ぶ夢に打ち勝てるだろう

何も残さずに消える君は
僕の中ではいつも消えない
温もりと痛みを刻むよ

時を止め この腕に君を抱きたい
開く世界を語って 涙拭おう

偽りの声が遥か奈落で手招いて
まだ戸惑う心 欺きの闇に誘う

愛しい君がいつか希望を語れる彼方へと
儚い手を取って越えて行く
冷えた夢に春を呼び込もう

闇に飲まれる一瞬に
傷跡を残し縋り付いて
ただ一筋の希望を呼ぶ

君が見た世界の果て
苦しみの理由 構成の真実
存在の核心には
たった一つ 消えそうでもいい
救いはあるのかと

問い掛けは届かない
残酷に飲まれた
君は遠くて……





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