memoria mare



記憶の海は哀しい程
凪いだ波を起こして
深く沈めた愛の影を
寄せてまた返して

想えば想う程 幻は遠のく

追憶が押し寄せる 果て無き水平へ
戻れない一時の 終わらない幸福
君は微笑む 最後の瞬間も

涙が一つ落ちて行った
静けさは押し寄せ
手を伸ばしても掴めぬまま
愛しさを飲み込む

悔やめば悔やむ程 幻は輝く

追憶が去来する 遥かな水平へ
愚かだと知りながら 罪を選ぶ僕に
君は託した 最後の願いさえ

愛していたことを 幻は知らない

追憶が打ち付ける 記憶の水平へ
激しくて音の無い 鮮烈な一瞬
君が託した 願いを叶えよう





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Reservoir Amulet