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これはファンタジーですが、ある意味リアルかもしれません。

今から数百年経った後、本当に世界がこうならないとは限りません。

そうならない為に、まだ優しい自然が残っている内に出来る事から始めて行かないと。

滅んでしまってからでは遅い。

いつか、本当に人間が餌となってしまわないように。

大切にして行かないと。

そう自分自身に言いながら、あの湧碕の残酷な回想シーンを書きました。

この作品において、鳥は希望であり絶望の象徴でもあります。

そしてそれは、そのまま静嵐と霄瓊にも当てはまるのです。

決して優しいだけじゃない現実、その中でも希望を見付けたい。

ささやかでも一筋でも、希望を残して終わりたい。

私が物語を書く上で、常に思っている事です。

そんな小さな希望がきっとある、そう思って下さったら嬉しいです。



最後に。

この作品を読んで下さった方に心から感謝しております。

本当に有り難うございました。

言い尽くせぬ感謝を込めて。



蓮水詩織





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