追憶に胸が疼いた
幾度も繰り返した
原初の痛みに
強く動かされ
別の道を拓くと誓い

永い夜を越えたなら
いつか朝は訪れる
定めさえ変えて行く
白く燃える炎

儚く揺らいでいる
遠い水の岸辺には
追いかけた貴方の背が
光の方へ先に進む

風の前に散る砂塵の彼方
望む未来 在るのだろうか
覗き込んだ波紋に映る
崩れる砂の城

哀惜に嘆いた胸で
垣間見えた凍る彼岸の静寂を
回避する為に
熱い火花を抱いて燃やす炎

美しさに満ちている
貴方が守り抜いたもの
傷付いた大地にも
小さな花が咲く

定めに抗うほど
痛みを繰り返すけれど
背を向ける貴方の夢
涙が枯れた後も強く胸が疼く
此処と違う道を拓く








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