天女に恋した龍



月が照らす綺麗な夜
空を見上げ佇む姫
還るのか?
いつもと違う横顔
魅せられて

月の光酔わされれば
真の自分暴かれるよ
何よりも誰よりも
君が愛しい

澄み渡る水に良く似た瞳から
溢れ出す綺麗な雫が胸を打つ

地上にある刹那と 天上での永遠
衣を纏い 扇広げる 天女の歌

訪れ去る全てを 瞬間の尊さを
刻もう 愚かでも 天女に恋した龍

月が憂う争いなど
誰も知らぬ世にする為
争いを知る痛み
忘れず背負う

静けさに慣れた孤独を掻き乱し
心暴く 綺麗な流れが胸を打つ

地上で散る花びら 天上で咲く花も
どちらも 生を歌う 愛しき存在だと

君に会えた世界が 今はとても愛しい
守ろう 君がいる 大地が潤う為

地上で笑う君と 天上で笑う君
衣を纏い 生を奏でる 天女の夢

罪を犯す龍でも
恋に落ちて変わるよ
交わそう 刹那と永遠を 満たす杯








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