天の狭間 眠る乙女
閉じたまぶた 溶けるかたち
失われる生の記憶に
呼びかける遠い声
痛みの無い安息より
求めていたものがあった
いのち芽吹く大地の上
駆け抜けた一瞬で
争いを繰り返す
世界に何を残すのか
未練を感じるのは
最期に見た瞳が
確かに濡れていたから
会いたい 願いは昇る
滅び急ぐ世界で再び
生きて何が変わるか
彷徨いながら探し続ける
隠されている本質だけ
天に響く 嘆きの歌
光の帯 還るかたち
戻って行く終の想い出
迫り来るあの涙
心の無い存在でも
信じ続け託して来た
身勝手だと分かってても
賭けていた一瞬に
過ちに気付かない
我等は何処に向かうのか
再会を望むのは
許さない事でも
確かに声が響く
呼んでる 貴方の声が
滅び進む事実に嘆いて
何も出来ずに終わるの
足掻き続け駆け抜ける大地
枯れた地にも花を探して
争いをまだ繰り返し
過ちにまだ気付かずに
かたちの無いものにも
力は宿ってるの
確かに信じるから
想うよ 貴方のことを
滅び急ぐ世界で生きよう
眠る静寂を破って
彷徨いながら探し続ける
秘められている 本質だけ
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Reservoir Amulet