静かな
夜に吹き抜ける風
佇む
気持ちまでさらって行く
立ち去る
背中を見送るだけ
一言の
本音が言えないまま
以前には苦手だったの
貴方の明るさがいつも
私を変えるようで
戸惑う理由
認められない
言葉に出来ない
一緒にいてほしい
夜の風が乱す髪に
触れた指の熱がまだ残る
強がる
心許してくれた
貴方には
気持ちが解けて行く
泣きたくても泣けないのに
どうして貴方だけいつも
気付いてくれるんだろう
彼女の元へ
帰る貴方を
何とも思わず
見送れていたのに
夜の風が運ぶ匂い
鎮めた心を乱して行く
眠れずに更けて行く夜
朝が来るまでは……
手を掴んで貴方が連れて行った
音楽 瞳も熱も覚えてる
戸惑う理由
認められない
言葉に出来ない
一緒にいてほしい
夜の風が乱す想い
誰にも明かさず胸に仕舞う
仕舞う……
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Reservoir Amulet