空の記憶



瞳に焼き付く一瞬の光景が
今でも私を抉り続けている
綺麗な青空 ふと見上げる度に
胸に残る言葉を繰り返している

どうして最後に哀しい嘘をつく
貴方は何かを守ろうとしたの?
どうしてあの時近くにいなかった
時を戻せるのなら離れないのに

暗闇の深くで一人で迷ってる
いつか遠くに光が射すの?

傷付くだけでも傷跡が残っても
貴方の記憶は光り続けている

優しい嘘ごと信じていたんだよ
私にだけは心を明かしてほしかった

冷たい石に語る
聞く人のいない言葉
此処から動けない私の心

遥かな空を鳥が飛んで
大地に影を落とし行く
過ぎて行く季節に戸惑い
いつも此処へ還る

終わらない静寂
涙が止まらない
貴方に会いたくて
想い出に縋る

どうして世界は変わらず流れるの
貴方のいない日々に慣れないままで……










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