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さて、キャラクターについて少し。
蒼は当初、こんなに優しくなるつもりではありませんでした。
書いている内にどんどん優しくなって行ったけれど、華憐にちっとも靡かない主人公でした。
その蒼に恋心を自覚させるには、絶対ライバルが必要と思っていて紫陽というキャラが生まれました。
初めはライバルを信武か阿紋にしようかとも考えましたが、彼らの関係から有り得ないと思いまして。
本当は熱情を溢れる程持っているのに、そこでぐっと踏み留まるところが蒼らしいと私は思っています。
紫陽については蒼と対になる存在でしたので、名前にも色を入れて統一しています。
鏡として最後に登場した紅零もそうですね。
ヒロイン華憐は、蒼とバランスを取る為に責任感があって真面目な性格にしました。
ガラスのように、間違えたら壊れてしまう張り詰めた強さを持った女の子です。
それが蒼といる内に少しずつ成長して変化して行ったら、という願いを込めて書いて行きました。
最後の方には書いている本人も愛しくなっていましたよ。
少女から大人の女性への心の変化が彼女の成長です。
育った環境が特殊だった為に、誰かに頼る事や自分を大切にする事、普通の女の子としての幸せを知らなかったけれど。
蒼や他の仲間達と過ごした日々を経て、また一つ強くなったと思います。
本編では鎖を鞭のようにして戦っていますが、これは「王女の武器なら、鞭でしょう」という私の勝手でいい加減な思い付きをそのまま使用した為です。
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Reservoir Amulet