簓にゃんこをどろどろに甘やかしたい!



※白膠木簓×男主(簓&盧笙×男主前提)
※ARBネタ/受け優位/猫耳/スパンキング



「ん?なんだろう。企画とかで使ったやつかな…?」

盧笙さんの家で暇を持て余した僕たちは、探索の途中で猫耳を発見した。しかも首輪も買ってある本格仕様だ。も、もしかして盧笙さんにそういう趣味が…?!ドキドキしていると肩からひょっこりと顔を覗かせる簓さんが答えを出してくれる。

「それ盧笙のチャンネル撮影で使ったやつやねん。たまたまおった横浜のラビットさんと一緒にみんなで耳付けてな、そこそこバズったんやで!」
「みんなで耳?!そんなの高評価待ったなしのやつだ!今すぐ動画探さなきゃ…」
「動画でええん?なまえには特別に目の前で付けたってもええんやけどな〜」
「いいの?!見たい見たい見たい!」

この言葉を待ってましたと言わんばかりに、簓さんはすぐ犬耳を付けると手を丸めてポーズを取った。

「はいどうも〜!簓ワンコだワン♡」
「可愛い!可愛すぎる!」
「んっふふ〜!もっと褒めて欲しいワン♡」

好きな人の犬耳姿ってこんなに破壊力があるんだ…!言葉だけじゃ足りなくて頭をなでなですれば、嬉しそうに笑ってくれるから僕までニヤけちゃう。ご機嫌になった簓さんがあれこれポーズをとるのが可愛くて、無いはずのしっぽまで見えてきた。これは重症だ。でもなんとなく違和感がある。

「んー…わんちゃんもいいけど、簓さんはねこちゃんの方が似合いそう…」
「そうか?でもそんな可愛ええおねだりされたらやるしかないやん」

恥ずかしがらずにサッと耳を付け替えてくれたのは流石芸人なだけある。僕だったら照れちゃって耳をつけるのも、ポーズも決められないもん。

「簓ニャンコだニャ〜!ニャンニャン!」
「可愛い!やっぱり猫ちゃんも似合う!」
「ほんまに?なまえが喜んでくれて嬉しいニャン♡せっかくやしなまえも耳つけてぇや」
「言うと思った。僕は遠慮しておきます!」
「なんでやなんでやなんでや!俺にもなまえを堪能させぇ!」
「だってもっと簓ニャンコをかまいたいもん!」

プンスコ怒りながら飛び跳ねる簓さんをなだめながら、頭の中ではどうやってこの時間を楽しもうかって考えてる。やっぱり猫ちゃんといえばあれだよね?床に膝をついて簓さんを見上げると、僕が何をするのか気になったのか途端に静かになった。

「簓さん、大人しくしててね」
「お、おぉ…?」
「失礼しまーす…ん、すうううううううっ」
「どわあああ!お前何やっとんねん!」

簓さんのお腹に抱きついて思いっきり息を吸う、つまりは猫吸いってやつ。簓さんの体温あったかいし、このにおいも大好きだから至福の時間だ。

「ん"ー…さいっこう…♡一生吸える…♡すぅ…はぁ…♡」
「こんなん恥ずいってぇ…!離せやぁ!」
「やーだ♡もっと吸わせて♡」

まさかちょっと吸っただけでこんなに焦るなんて、いつも余裕たっぷりの表情をしているから珍しい姿にテンションが上がる。でもさすがに恥ずかしいのか無理やり身体を剥がそうとしてくるから、僕は意地になってその服の中に頭を突っ込んだ。こうなったら直に猫吸いだ!

「ん、はぁ…♡ちゅっ♡ちゅ…っ♡」
「あ…あかんって…なまえ…!」
「すぅ…♡はぁ…っ♡ん、ちゅ…っ♡ぢゅっ♡」
「ほんまに、あかん…っ!ムラついてまうやろ!」

息を吸うだけじゃ物足りなくなって本当に唇をくっつけて吸ってみると、身体をよじって逃げようとする。やだやだ!もっと簓さんを堪能したい!こんな機会滅多にないもん!わざと抱きしめる力を強めてみると、突然くるるるるるってお腹が鳴った。

「んふ、お腹空いたの?」
「なまえのあほ!もうおしまいにすんで!」
「えー!もっと猫吸いさせてよ!」
「フン、俺は気まぐれにゃんこやねん」

さっきとは変わってご機嫌ななめになってしまった猫ちゃんは、部屋の隅から僕の様子を伺っている。まるで猫ちゃんそのもの。というかおしまいって言いながら耳は外さないから、本当はもっとかまって欲しいんじゃないかな。こうなったらあれを取り出すしかない!

「一人で食べちゃおうかなぁ」

自分用に買っておいたアイスをチラつかせながらリビングに戻れば、まんまと猫ちゃんは呼び寄せられて座る僕の膝に乗っかってきた。作戦大成功だね。

「欲しいの?食べさせてあげよっか♡あーん♡」
「あーん♡ん、まぁ…♡」
「アイス美味しいねぇ♡これでご機嫌なおった?」
「ちょびっとだけな」

とか言って簓さんの顔はニコニコしてる。自分で食べようとせずに、もっと欲しいって口を開けて催促されるのは悪い気はしない。むしろ猫ちゃんのお世話ができて嬉しいくらい。

「こうお世話しとると飼い主さんみたいやね」
「僕も今同じこと考えてた」
「なまえになら飼われてもいいニャンよ」
「それアイス食べさせてくれるから言ってるだけでしょ」
「んはは、バレたかー」

食べ終わってすぐ満足そうに、僕の膝の上に寝転ぶ姿は本当に猫ちゃんみたい。手を丸くさせてうつ伏せに大人しくしているから、少しだけ顔をくすぐるように撫でてみると、ごろごろ言い出すのだって可愛くて仕方ない。とっくに簓さんのとりこになっている僕は撫でる手が止まらなくなっていた。

「簓さんは可愛いねぇ♡いいこいいこ♡」
「ん…そこ…♡もっとしてぇ…♡」
「もっと?それじゃあこっちもしてあげようかな」

少しだけ高くなった声に当てられて、ほんの少し芽生えた悪い気持ち。最初はただ撫でるだけだったのに、背中を伸ばすようにゆったりとした手つきは、いつの間にかトントンと一定のリズムでそこを弱く叩き始める。

「ぅあ…なまえ…っ?」
「なぁに?」
「それ、あかんかも…っ」
「どうして?簓さんがもっとしてって言うからしてあげてるんだよ」
「そうやけどぉ…っこれは、ちょっと変になりそうや…」

猫ちゃんはおしりをトントンと叩くと気持ちよくなってしまうらしい。僕の空いた手をぎゅっと握って必死に耐えている姿を見るに、どうやら簓さんもちゃんと気持ちよくなれているみたい。時折小さく声を漏らして、逃げるようにおしりを振るのだって、むくむくと膨らむこの悪い気持ちはやっぱり簓さんのせい。

「なまえ…っ♡」

我慢するように僕の足に頭をぐりぐりと擦り付ける姿なんて見たことないから、このまま抱きしめたい気持ちをぐっとこらえて意地悪を言ってみた。

「簓さんが考えてること、キスしてくれたら叶えてあげようかな」

きっとこういう機会じゃないと大胆なことなんて言えないから、勇気を出してみたのに簓さんは迷わずに唇を重ねた。それが少し悔しくてまだ余裕の残る表情を崩してみたくなってしまったから、いつまでもよしと言わないでいれば痺れを切らしたのか唇を舐めた。

「ん…キスって言ったよ?」
「今のもキスやもん!なぁもうええやろ?俺はちゃんとしたで!」
「そういうこと言うならまだお預けかな」
「なんやそれぇ…!こっちは命かけてキスしたっちゅうのに!もしかしてニャンコ成分が足りひんの?」
「んふふ、どうかなぁ…」
「ほんならこんなんはどうニャ!」

簓さんは文句を言いながらも何度もねだるように頬にキスをして、違う作戦を打つことにしたらしい。僕の膝の上に乗っかったまま、ぴょこんと揃えた両手を胸元において首をかしげる。あざとい!もう負けそう!

「にゃあ…♡俺なまえのことが大好きな甘えたニャンコやねん♡もっと撫でてくれへんとすねちゃうニャン♡」
「そ、そうなの…?じゃあよしよししてあげようね」
「ただの猫ちゃんちゃうで?なまえ専用の猫ちゃんやねんで?他の誰にも懐かへんし、こうやって撫でさせんのも、ちゅうすんのも…ぜーんぶなまえだけニャン♡」
「うん、わかってるよ…?」
「ほんまにわかっとる?なまえとぎゅっとしとるのがいっちゃん幸せニャンで♡またたびなんてなくても酔うたみたいに、頭とろとろになってなまえでいっぱいになるんニャ♡」
「んんんん!ちょっと待って…!」

天才芸人は自分の見せ方が上手すぎる!甘えん坊な猫ちゃんはずるいよ!簓さんの表情を崩したかったのに逆効果になるなんて。しっかり効いてるのが簓さんにもバレてるから、僕の腰に腕を回してぎゅっとしながらトドメを刺してくる。

「なぁなぁ、俺のこと飼うてニャン♡」

このまま負けちゃいたい。でももっとこの可愛い姿を見るためには負けてはいけない。究極の選択を強いられた僕は苦し紛れに、手元にあったそれに手を伸ばした。

「飼って欲しいなら、首輪つけてあげようか…?」

先ほどまで饒舌だった簓さんの唇が止まる。これは流石に言い過ぎた。こんな変態みたいなことを言うつもりなかったと、慌てて言い訳を考えていたのに、何故か首輪を持つ僕の手をぎゅっと握って離さない。

「なまえの好きにしてええで」

続きを急かすようになぞる指に操られたかのように、留め具を外すと期待に満ちた目と目が合った。先ほどまでとは違う空気に圧倒されながら、恐る恐る伸ばした手は少し震えている。こんなことを僕がするなんて夢みたいだ。留め具の音がした瞬間、我に返ると簓さんの目がとろりと溶けるのを見て一気に熱が上がった。

「俺、完全になまえのものになってもうたぁ…♡」

甘えるように身体を擦り寄せてにおいを移したのは、簓さんだって僕を自分のものだってわからせているから。だからすぐに触れるだけじゃ足りなくなって、唇をペロリと舐めてもっと欲しいってアピールするんだ。

「ん、簓さん…っだめだよ…」
「やって好きすぎて我慢できへんかったんやもん…もうちょっとだけだめか?俺もっとお利口な猫ちゃんになるし、にゃんでも言うこと聞くで…?」

じーっと上目遣いで待つ姿に胸の奥がむず痒くなって、「もうちょっとだけいいよ」と言い切る前に唇を重ねられる。もう1回、あと1回だけ、そう言われる度に許して、上がり続けた熱に溶かされて、気づけば簓さんの腕の中に閉じ込められていた。

「ささらさ…っまって…!」
「ぬっるいキスじゃもう足りへんねん…っ」
「え、んん…っ♡はぁ…♡ お利口になるっていったぁ…!ん…っ♡」
「あかん、止まらんわ…♡なまえ…♡なまえ…っ♡」
「ぁ…ささら、しゃ…だめ…!っんん♡」
「…んっ、んふ……なまえ、ん…♡」

我慢してた分を一気に解き放つように、簓さんはキスの嵐を降らせる。息の隙間すら与えてくれないほど重ねて、唇が離れるたびに舌が名残惜しそうに追いかけてくる。低くかすれた声で自分の名前を呼ばれながら、服に入り込む手すらをも許したのに簓さんの言葉で我に返った。

「盧笙が帰ってきたらびっくりするかもな」

猫ちゃんに夢中になってすっかり忘れてたけどここは盧笙さんの家。このまま流されたら間違いなく怒られる!慌ててジタバタと身体を動かしても、簓さんは全く離す気配がないから思わずそのおしりを叩いた。

「っ…、なまえ…今…っ!」
「悪い猫ちゃんにはお仕置きが必要だよね」
「うあっ!ちょ、待ってや…!」

痛くならない程度に加減はしたけれど、それでも僕に抱きついたまま逃げようともせず、膝の上でじっとしていた。むしろ甘えるみたいに頭を擦り付けてもしかして興奮してる…?

「お、お仕置きはもう終わりやんな?なぁ、終わったって言うて…?」
「どうしようかなぁ。だめって言ったのに飼い主の言うことを聞けない猫ちゃんなんだもん」
「ん…なまえ…お願いやからぁ…♡」

見上げてくる瞳はうるうるしてて、やっぱり期待しているように見える。僕って意外といじわるだったのかもしれない。もう一度軽く叩いてみれば、耳を真っ赤にした簓さんはビクンと肩を跳ねさせていた。

「簓さんも本当はもっとして欲しいんだもんね。これじゃあお仕置きにならないかな」
「ひっ…!ちょ、待っ…!あ…っ♡」
「逃げようとしないってことは嬉しいんだ?おしり叩かれて興奮しちゃうの?」
「うぅぅ…いじわる言うなやぁ…!言うこと聞かへんかった俺が悪いけどぉ…!」

でもどこか叱られて喜んでるようにも聞こえるのは、もじもじと服を掴みながら潤んだ目で見つめてくるからだ。だから応えるようにぺちぺちとゆるく叩いてみても、やっぱり簓さんの身体はぴくぴくと反応して小さく声が漏れている。

「そんなんずるいてぇ…なまえに叱られて、甘やかされて…どないしたらええかわからんくなる…」
「こういうのはやだ?僕は簓さんが嫌ならちゃんと止めるよ」
「………めっちゃ好き。もうこんなんなっとるもん。全部なまえのせいや」

ぽつりと小さく囁いてから、勃ち上がったそこをぐりぐりと僕の身体に押し付けてくる。あえて咎めずに好きにさせていれば、徐々にエスカレートして耳元で名前を呼びながら続きをねだってくる。

「なまえ…っなぁ、もっとしよ…?俺なまえに触って欲しいニャ…♡」
「こら!悪い猫ちゃんに戻らないの!」
「にゃあっ…!?い、いたぁっ…!」

ぴしゃんと鋭い音をさせて手のひらでおしりを打つと、簓さんの身体が大きく跳ねた。それでも甘えるように擦り付ける姿に、本当に痛いのも優しいのも好きなんだって思ったらたまらない気持ちになった。

「もう悪い子しないってお約束できる?」
「できる…っほんまに、いい猫ちゃんでおるからぁ…!」
「いい子はおしり叩かれて腰ヘコなんてしないんだよ?」
「やってもうちんちん痛いもん…っ!なまえ、お願いやぁ…もっと触って…っ」

今にも泣きそうなほど顔を歪めさせたのは自分なのに、またその表情を変えたくて何度もキスをする。盧笙さんが帰ってきちゃうからダメなのに、舌を絡ませてしまえばすぐに意識はそちらへと向いてしまう。いつの間にか服だって手は伸びて、簓さんに夢中になっていたせいで物音に気づかなかった。

「ただいま。なんや盛り上がっとるみたいやな」
「「お、おかえり…」」