盧笙にゃんこはトップブリーダー



※盧笙×男主(簓&盧笙×男主前提)
※ARBネタ/受け優位気味/猫耳/軽めのスパンキング



入口で足を止めたままの盧笙さんの目に入るのは、甘えるように身体をくっつけながら僕の膝に座る簓さん。しかも猫耳&首輪付きときたものだ。無言で見つめてくるその圧に慌てて言い訳を考えるけど、簓さんは離れようとはせずにむしろギュッとしがみついてくる。

「盧笙さん、これは違うんです…!」
「見てや盧笙!俺なまえのにゃんこにされたったわー♡にゃはは♡」
「俺の目ぇ届かんうちにどないなっとんねん。お前ら…」
「なんや羨ましいん?ほんなら盧笙もにゃんこにされたらえーやん♡」

盧笙さんはため息まじりに低く囁くと、一歩、また一歩と近づいてくる。そのまま僕たちの横で膝をついたその表情は、怒っているわけじゃない。どちらかというと拗ねているという言葉がぴったりだった。

「なまえ、俺にも甘えさせてくれるんやろな」

簓さんはその言葉を待ってました!と言わんばかりに、自分の猫耳カチューシャを盧笙さんへと託す。それを躊躇うこともなく頭へと装着されてしまえば、あっという間の出来事に頭が追いつく前に2匹目の猫ちゃんが爆誕だ!

「……にゃーん」
「わ、あ……あぁ!!!盧笙さん…?!」
「よう似合っとるでぇ♡でも首輪しとらんし野良やんな。なまえはこの子どないするん?」
「えっと…その……っ」
「飼ってくれへんのか?簓にやったこと、俺にもせな不公平やろニャン」

簓さんにやったこと、それはつまりいかがわしいアレコレを言えるわけがない!もちろん思う存分よしよしして可愛がりたいけれど、流石にどう答えようか困ってしまう。すると不安になったのか、盧笙さんが様子を伺うように顔を覗き込んだ。思わず目を逸らしてもその指は、あごをそっと持ち上げて目線を合わせてくるからドキドキ感は増すばかり。可愛いのにかっこいいなんて盧笙さんはずるい!

「俺ん時より顔真っ赤っかやんけ!まぁこんなイケ猫ちゃんやったらメロついてまうわなぁ。ちょい妬けるけど」
「なまえ、何も言わんとこのままやでニャン」
「ううぅ…こんなの無理ぃ…簓さぁん、助けて…」
「あちゃー、なまえ死にそうやん。そんなら代わりに教えたろか。さっきな、猫吸いとか言うて思いっきり俺のお腹吸ってきてん。それはもうごっついやつ♡」
「猫吸いか…ええで、俺にもやれや」

簓さんは僕の上からさっと退いて、盧笙さんとバトンタッチ。簓さんに助けを求めたらどうなるかわかりきってたのに、思わず声に出してしまったせいだ。戸惑う僕をよそに盧笙さんは自分の服をたくしあげて、早く吸えと言わんばかりにおへそを見せつける。簓さんは「きばりや♡」と囁くだけで一切助けてはくれない。もう逃げられなくなった僕は、覚悟を決めてそこに唇を寄せた。

「し、失礼します…!ん、んん…」
「ふふ…こそばいな。これであっとるんか?」
「いーや、俺んときはじゅぞぞぞぞって中身まで吸う勢いやった!ほんまもんの猫吸い!」
「ほんならこれでええわけないよな、なまえ」
「ひぇ?!本当にするの…?」
「当たり前やニャン」

さっきは気分が盛り上がって自然とそうしちゃったけど、ふたりにじーっと見られながらとなると、急に冷静になった頭のせいで話が変わってくる。それでも無言の圧はやるしかない空気を作るから、先ほどよりも強く盧笙さんのお腹に吸い付いた。

「ん…これは思ったよりくるなぁ…っあ…」
「ん、んふ…っちゅ、ぢゅ…っ」
「なまえはお腹吸うんが好きやったんやな。なんぼでも吸ってええで」
「ん、む……っちゅ…っんん…」

熱い体温が鼻先からじんじんと伝わって、頭を撫でる手は優しく僕を包み込む。ほんの少し混じった汗の味を感じているうちに夢中になっていくつもの痕が残る。それを舌でなぞったのは僕のものってアピールしているみたいだった。

「はぁ……なまえ…っ」
「ん、ぁ…っんん……」
「やっばぁ!この光景はあかんってぇ…尊いっちゅーやつや……」

口元を抑えて今にも泣きそうな顔でこちらを見ている簓さんは、本当に盧笙さんのことが好きなんだなって思う。こんなこと言ったらお前も含めてやって言われそうだけど、なんて自惚れかな。

「なんやそう見られとると恥ずかしくなってくるわ」
「でもこんなん序の口やで?俺なんかおしりトントンもされたし」
「おしりトントンってそれ…」
「にゃんこをええ気分にさしてどないする気やったんやろね」
「ん、ぷはぁ…え?!盧笙さん…?!」

掴んだ僕の手を後ろへ誘導する盧笙さんは「ん」とだけ小さく呟いてじっと待っている。簓さんにした時とはまた違う胸の高鳴りを感じながら、ねだられたまま指先を動かして優しくトントンと叩いてみる。

「どう、ですか…?」
「んー…なんや思てたのとちゃうな。簓にゃんこが感じやすいだけなんとちゃう?」
「いっちゃん感じやすいのはなまえやろ。というか力加減されてるから何も感じひんねんな」
「そんなことないもん…ちゃんとやってるもん…」
「ええ〜?俺んことあんなにバシバシ叩いてお仕置きしよったのにぃ?」

あえて含むような言い方をした簓さんの目が光るのを見て背筋がゾクッとする。まさかあの話はしないよね?絶対盧笙さん怒るもんね?でも笑う口元を見て焦る気持ちは予想通り警告音を鳴らす。

「さっきなんかちょ〜っとちゅうしただけでな、お仕置き言うておしりペンペンの刑にされたった!しかも興奮しちゃうの?とか言いながらな、にやにやして叩いてきてん。こんなぬっるいのと全然ちゃうやんなぁ〜」
「わあああああ!全部言わないでよ!」
「なんせええ子でおらんとまーたおしりペンペンされてまうし?隠さず盧笙に言うしかないやん」
「簓、それほんまにやられたんか」
「ほんまほんま。こーんな可愛ええにゃんこをいじめて楽しそうやったニャン♡」

からかうような言葉の裏に見え隠れする優越感、それを察した盧笙さんの目がすっと細くなる。嫉妬と独占欲が静かに、でも確かに揺らいで僕の肩を強く掴んだ。

「なまえ」
「え、盧笙さ…っんん…っ」

めずらしく荒々しく口付ける盧笙さんに戸惑っても、それを無視して舌入れ込むから息を吸うのも精一杯になる。隙間もないほどにくっついて、零れた唾液がその激しさを物語ってる。それを見つめる簓さんのことを考える余裕なんてないくらい、盧笙さんで身体がいっぱいになっていった。

「悪いにゃんこはどう躾するん?」

ぽわぽわとする頭じゃどうしたらいいかなんてわからなくて、盧笙さんを見つめることしかできなかった。トントンすればいいんだっけ、よしよしすればいいんだっけ、それよりもっとキスしたいって言ってもいいかな。でも今の僕は飼い主なんだから我慢しなくちゃダメなのかな。

「はよ言わんと好き勝手してまうで」
「あ……っ♡」

盧笙さんは僕の首筋に顔を近づけて、まるで猫が甘えるみたいにすりすりするから匂いが交わっていく。それが恥ずかしくて身体をよじってみるけど、逃がすまいと力を込めて抱きしめるから離れられない。なんだか盧笙さんのものだって全身でマーキングされてるみたい。

「なまえ」
「ん…っ♡」
「なぁ、なまえ」
「んん、盧笙さ…っ♡」

いつもよりほんの少し高い声で名前を呼ばれて、答えられない僕にキスを落としては、甘噛みをして小さな痕を残していく。それらにいつもの行為を思い出してしまって、僕はただ受け入れるだけになってしまった。もっと欲しいって身体の奥が疼いてるもの。

「これでもまだ何もせえへんの?それとも簓には素直になれるんか」
「ん…、そうじゃなくてぇ…」
「なまえは簓さんのことがだ〜い好きやもんね♡」
「っ、俺かてお前のこと好きやのに…」
「こんなになるまで盧笙にゃんこ焦らすんは可哀想やわぁ。もしかしてわざと意地悪しとるんちゃうの?ほんまはなまえがにゃんこになりたいとか…」

恥ずかしくて言えっこなかった気持ちは、簓さんには全部バレてるからそのまま言葉になっていく。だってこのまま盧笙さんに好き勝手されてみたい。いっぱいキスして、いっぱい触って、いっぱいよしよしってされてみたい。

「なまえ、俺のこと好きか?」
「……好き。盧笙さんも大好き」
「それ聞けて安心したわ。ええよ、逆に俺が飼ったる。躾直しや」

盧笙さんは付けていた猫耳を外すと僕の頭へ装着して、めずらしく見せた意地悪な顔に気を取られてるうちに、身体がゆっくりと後ろへ倒された。

「まずはここやな。俺のこと信頼しとるならお腹出しい」
「あ…盧笙さ、…ッ♡」

戸惑っているうちに服の中へと手が入り込んできて、あらわになったお腹へ、盧笙さんの舌が這って思わず身体が跳ねる。時折ちゅっと可愛い音を立てて優しく吸われる感覚が、くすぐったいようで顔を出し始めた欲を刺激した。

「あ…♡ん、ん…っ♡」
「この猫ちゃんは吸われんのも好きみたいで良かったわ。でもこない無防備にお腹晒すんは俺だけにしとき」
「ん…♡やぁ…ッ♡」
「腰まで揺らしてもうて…わかっとるん?これは躾やで。俺はそんな甘くないから我慢しいや」

叱るように痛いくらい強く吸われて、散りばめられた赤い痕は僕が鳴く度に増えていく。跳ねる腰は無意識に熱を持ったそこを押し付けて、さらに熱を上げていくだけ。それを盧笙さんもわかっているはずなのに、わざとしらんぷりしてくるのは僕がそう願ったからだ。

「やだぁ…盧笙さん…っそこばっかり…!」
「にゃんこならニャーニャー鳴かな聞かれへわ」
「……に、にゃあ…っ」
「ええこやな。そのまま可愛く鳴いとき」
「っ、にゃあぁ…!そんなのずるいぃ…!」

僕がにゃあと鳴けばグルーミングのように舌を這わせて、少しでも違うことを言えば正すようにお腹を強く吸われる。甘いのも痛いのもどろどろに入り交じって、いつのまにか盧笙さんに媚びを売るように続きをねだっていた。

「もっと、してにゃあ…っ♡」
「何がもっとなん?」
「あ…♡おなか、じゃなくて…♡」
「どこや。ちゃんと俺に言わんとわからへんで」
「ん、ん……♡おしり…っして、にゃん…♡」

盧笙さんに身体をひっくり返されて腰だけ高く上げると、座ったままの簓さんと目が合う。きっと今の僕は泣きそうなくらい顔を歪めているのに、それでも何も言わずにニタニタ笑っているだけなのはこの状況を楽しんでいるからだ。そんなことも気にせずに盧笙さんは僕のおしりを撫で上げるから、思わず左右に振っていやらしく誘ってしまう。

「期待しとるとこ悪いけど交尾とちゃうで。俺はただトントンするだけや」
「あ…っ♡あっ♡それ、効いちゃう…っ♡」
「気持ちええか?なまえはこうされるんも好きなんやな」
「ぁ、う…っ♡ろしょ、さ…っ♡」
「にゃんこはニャーって鳴くんやろ?」
「っにゃ、あ…っ♡にゃあっ♡」

もともと簓さんのせいでむらむらしてたから、わざと中途半端に叩かれる度に、これじゃあ物足りない、もっと触って欲しいって、息も荒くなって勝手に腰ヘコしちゃう。

「はぁ…っ♡あっ♡ん、にゃぁ…♡」
「こら、俺が言ったこと忘れたんか。もしかしてわざと腰揺らしとるん?」
「ん…だってぇ…っ♡あっ♡」

やさしくおしりを撫でられるともっと欲しくなって、腰ヘコ止まんなくなっちゃう。盧笙さんにも簓さんにも恥ずかしい格好見られて、勃起してるのだって絶対バレちゃってる…♡でもふたりにエッチな身体に躾されてるのがいけないんだもん♡

「あっ♡盧笙さん♡い、たぁ…っ♡あっ♡うぅ〜…♡それもっと、してぇ…っ♡」
「ほんま悪い子やで。ケツ叩かれて悦んどる場合か?」
「ごめ、なさ…っ♡僕が我慢できない悪い子だからっ♡あっ♡強いの好き、にゃあっ♡」

我慢できなくなって後ろに手を伸ばせば、顔を近づけて何度もキスをしてくれる。だって盧笙さんは優しいから。涙に弱いのだってわかってるのに、わざと表情を見せたのはやっぱり僕が悪い子だからだよ。

「ドエロぉ…オラオラ盧笙もええわぁ…」
「簓、さっきから何黙って見てんのや。ついでにお前も可愛がったろうか」
「にゃはは♡それも悪うないけどぉ、やっぱし俺も飼う側がええな」

簓さんが自分に付いていた首輪を外すのを見ながら、ふにゃふにゃになった力の入らない身体をふたりに挟まれる。

「俺が思うにな、なまえのやっとることって愛情の裏返しやねん。自分がされたいことをしとるんちゃうかな〜って」

僕の首元に当たる感触に、身体の奥底が疼くのを感じた。

「ほな、俺にもええ声で鳴いてもらいましょか。なまえにゃんこチャン♡」