夜色のオーバードース
呪専夏油編
桜の季節、新学期。ひっそりとした高専の敷地内は春霞に包まれていて、平和なひとときを守っている。二年に上がっても、やることは変わりない。教室へ行って、先生が来るまで携帯を弄っている。叩き起して一緒に来た悟は、椅子をいくつも並べて器用にその上で寝ている。ガラガラ、と扉が開き、もう一人の同級生がやって来て欠伸混じりに挨拶をする。片手を上げて応えると、硝子はまた一つ欠伸をしてから、
「新入生三人だってよ」と言う。
その声に起きた悟が眉根を寄せる。
「どーせ弱ぇんだろ」
「お前に比べたら全員弱いわ。あ、何でも女子が一人いるらしい」
一般教科の教科書をどさどさと机の上に出し、硝子は席に着く。二年の範囲も置き勉するのだろう。硝子の話に少し興味が湧いて私も加わる。
「見たのかい?」
「見てないよ。さっきちらっと聞いただけ」
「だってよ。なあ、冷やかしに行こーぜ、傑」
面白がった悟が身体を起こして、伸びをする。
「……仕方ないね。君の暴走を止める人が一人は必要だ」
「とか言って、お前も案外気になってる口じゃね? 次の彼女候補だったりして」
否定をする気もなかったので、肩を竦めて立ち上がる。
「クズどもめ」
硝子が教室を出ていく私たちの後ろ姿に、吐き捨てた。
「女一人ってことは、あとは男だろ? ブスも嫌だし、むさっくるしい奴ばっかだったらやだな」
悟は新しいおもちゃを見に行く子供のようだ。
「まあ、そこは見てみなきゃ分からないね」
一年生の教室にやってくると、何やら楽しげな声が聞こえる。早くも同学年で打ち解けているのだろうか、と思っていると、悟が勢いよく扉を開く。ばんっ、と大きな音に、お行儀よく席について話をしていた一年生は三人ともこちらを見る。
「おい、いちねんせー、名前は?」
「灰原雄です!」
一番手前にいた黒髪の男子生徒が、手を挙げて満面の笑みで答える。随分と明るい子が来たものだ。
「お話中ごめんね、私は二年の夏油傑。こっちの失礼なやつは五条悟」
「失礼なやつってなんだよ。お前らは? 名前なに?」
「七海建人です」
金髪のひょろりとした男子が答える。いかにも真面目そうだ。そして一番奥にいる暗めの茶髪の女の子は、口元にだけ笑みを浮かべて答える。見た目はまあ、悪くない。ちらりと横を見ると、悟も同じような反応をしている。
「佐山です」
「下の名前は」
まるで面接か、はたまた尋問のように悟が聞く。その子は視線を少しさまよわせてから答えた。
「……奈波です」
「じゃあ、ナナミが二人いるんだね」
思ったままを口にすれば、獲物を発見したかのように、にやりと笑った悟はパチンと指を鳴らした。これはまたしょうもない思いつきだろうと、一年生を憐れに思う。
「じゃあ、お前ら合わせてナナミンズな!」
「はあ……」
面倒くさそうだから適当に返事をしておこう、という表情を二人のナナミの顔に見る。
これが私と彼女との出会い。そして彼らがナナミンズと呼ばれるようになった所以。
緑が濃くなりだした初夏。あの護衛任務を終えて十日余りがすぎた頃、校舎で奈波と会った。やたら絡みに行く悟を抜きにして、彼女一人と私一人とで話すことは珍しかった。
自販機横のソファでぼうっとしていたら、カツカツと足音が軽やかに近づいた。言わずもがな奈波のことで、彼女は制服を大きくアレンジすることも無く、もう一人のナナミ同様に比較的きっちりとしている。ハイネックの黒いインナーが首元からちらりと見える。スカートでなくトラウザーで、足元は十センチ近くあるのではと思うヒールブーツ。それで実習も行っているのだろうか。動きにくそうだし、足も痛くなるだろうに。
「あ、夏油さんお疲れ様でーす。今日は五条さん居ないんですね」
そう言って彼女は自販機の前に立ち止まる。
「おつかれ。いつも悟と一緒な訳じゃないから。何飲むの?」
「いちごミルクな気分です」
存外に可愛らしい答えに笑いつつ、立ち上がって五百円玉を入れた。目を丸くしてこちらを見上げてくる。
「奢るよ」
「夏油さんやっさしい! ありがとうございます」
気持ちの良い感謝の言葉と笑顔。彼女の白い手が望みのボタンを押して、私はその横のコーヒーを押す。がた、がたん、と音を立ててボトルと缶が落ちて、奈波は私にコーヒーを差し出す。
「休憩中だったんですか?」
「うん。まあ、ちょっとキツめの任務だったからね」
ふーん、と詮索するつもりはないようで、奈波は先程まで私がいたソファに座って脚をのばした。
「それで実習行くのかい?」
気になってつい聞いてみた。
「どれのことですか?」
「靴だよ。ヒールが高いようだけど、怪我しないの?」
「これで行きますよ。慣れてるし仕込みブーツなんで」
「なるほどね」
奈波は口だけに笑みを浮かべただけで、いちごミルクを一口飲んだ。ペットボトルを片手に持ったまま、もう片方で真っ白の携帯を開いてポチポチと何かを打っている。
まだ寮に帰る気分でもなく少し離れた所に私も腰を下ろした。缶の蓋をあけると安っぽい、でもどこか安心する香りがした。ため息が漏れて、少し伸びをした。
「おつかれですね、だいぶ」
携帯を閉じて、目線をこちらに向けて聞いてきた。
「そう見える?」
「感じただけなので、違ったらすいません」
「いや……結構疲れてる、かも」
「かも、ですか。今日って一級案件でしたっけ? さっき硝子さんに聞いたんですけど」
「合ってるよ」
「どんなやつだったんですか?」
奈波は私への質問を続けた。そんなに面白い話でもないとは思うが、気にせず答えることにした。単なる気まぐれ。多少気が紛れたらいいと思ったのだ。
「変わった技を使う呪霊で、仮想怨霊の一種だった。任務先の地域ではよく知れた怪談らしいけど私はしらなかった。小さいしすばしこくて、手を焼いてね。何とか取り込めたから、結果オーライだ」
「一級ともなるとやっぱ過酷……。取り込むって、夏油さんの術式ですよね?」
「そう。これくらいのボールにして飲み込む」
「え」
手で作った呪霊玉の大きさをみて、奈波は今までの人々と同じような反応をする。苦笑して私はまたひとくちコーヒーを飲んだ。アレの味も、これでもかと言うほど苦い、ならまだ良かったのだが。
「慣れ、はしないな。気持ちのいいものでは無いし、不味いし」
「しんどいですよね……。何か口直しとか要ります? あ、好きな食べ物とか」
考えるように眉間に皺を寄せている彼女は、私の心の中にあるものを知れば、そんな風に優しい言葉などかけやしないだろう。
「気を遣ってくれてありがとう」
これで話を終えたいという私の内心を察したらしく、奈波は少し不満げな表情で「いえ……」と呟く。聡いこの後輩なら、相談といえば何でも聞いてくれるかもしれないが、私が抱えている悩みを同じように背負い込むことになれば可哀想だ。だから話すのは今じゃなくても大丈夫。
「君の方はどう?」
「えー、特に何もないですよ。あ、でも今日はちょっと術式の発見がありましたね」
「発見と言うと、何か新しいものに目覚めたとか?」
「近いですね。夏油さんは私の術式知ってましたっけ?」
「ああ。呪霊の能力を本に宿して使うっていう」
私が思い出して言ったことに、彼女は頷いて少し目を輝かせて答えた。
「今日、実験してみたら本以外に変えられたんです! びっくりですよね。えと、これです! みてくださいよ。可愛くないです?」
奈波がポケットに手を突っ込んで取り出したのは、直径二センチほどの、赤い半透明の球体。
「ビー玉か、蜻蛉玉みたいだね」
「呪霊とは思えない可愛さですよね〜田舎のお土産屋さんに置いてありそうだなと思って」
鈴が鳴るような笑い声。
無邪気な、悩みなどないような、そんな彼女が少し憎い。きっとまだ直面していないだけなのだ。術師としての責務に、重く、重く、潰されてしまいそうになるこの気持ちなど、まだ高専へ来たばかりの奈波にはきっとわかるはずもない。
「……夏油さん?」
意識が、奈波の心配そうな声で引き戻される。悪いことを思ってしまった、と内心で反省して、少し頭を掻いた。
「あ、ああ……ごめん、何か言っていた?」
「……その呪霊のボールって今あります?」
奈波は、好奇心を浮かべた目で私を見つめ返す。大きな目は、凪いだ水面のように私の虚像を映し出す。
「あるけど、何するんだい?」
「実験です」
飲み込むのを後回しにしていた呪霊玉を取り出す。奈波はペンを取り出して、少し考え、手のひらに何かを書いて、その手で呪霊玉を握る。
「それで何を……」
「いけますね、案外」
先程まで真黒いボールを握っていた奈波の手には、掠れたインクが広がっていて、その上におよそ錠剤ほどの大きさのおはじきのようなものが載っている。
「これだけちっさいの作ったことないんですけど、中身変わったりしてないとは思います。これ、飲めます?」
「え? なに?」
「夏油さんが持ってたやつ」
「呪霊玉……これが?」
「私だと壊すしか使い方ないんで、そのまま取り込めるのかどうか定かではないんですけど。夏油さんがお腹壊しちゃったら私のせいですね」
射し込む希望の光。どこかで見た西洋絵画の、暗い雲の隙間から天使が降りる光の筋が、奈波の背後に見えた気がした。
もし、この目の前の少女の好奇心が安楽を導くのなら、と。構わず、私は黒いビーズを受け取ってすぐさま口へ放り投げた。
「躊躇ねぇ〜……」
一瞬、舌に乗ったひんやりとした感触は無味無臭。奈波の苦笑混じりの呟きが、遠く聞こえる。
先程取り出したのは、大したことの無い二級程の呪霊玉のはず。今すぐ確かめたくて、呪霊をこの場に召喚しようとする。
校内のサイレンが鳴り響いた。
「でき、た……」
目の前に出ているのはさっきの任務にいた呪霊に間違いがない。
「実験成功ですね。てことは、呪力の変換じゃなくて単に形態が変化してるだけなのかな……っわ!?」
ぶつぶつと独り言を言っていた奈波の手を両の手で掴んだ。
「奈波! きみは、きみは……」
言葉にならない声が、勝手に口をついて出てくる。
「お、落ち着いて」
「落ち着いていられる?!君は、私の救いだ!奈波!全く味がしなかった!苦しくなかった!本当に!ほんとうに……!」
自分でも信じられないほどに、酷い味に参っていたようだ。涙が流れてしまうほどに、救われたと言う気持ちが身体中に巡る。私は感動した。
「夏油さん、おちついてよ、呪霊しまわないと先生たちに怒られるし、ちょ、手痛いぃ……」
「なーにしてんだ、傑。つか泣いてるし、キッショ〜」
がし、と肩を掴まれて奈波から引き剥がされた。その声は友に間違いなく、振り向けばサングラスの奥が笑っていないし、口もとは「オッエー」と吐くふりをしている。
「悟! 奈波が素晴らしいんだ!!」
「はぁ? ついにイカれた? 奈波は大丈夫かよ」
「はい……五条さんがヤサシイ……」
「うっせ。俺はいつも優しいっての。んで? 何してたんだよ」
私は当てにならないと踏んだらしく、ヘッドロックをかましてきた悟は、奈波に尋ねる。
「夏油さんの呪霊玉を私の術式で形変えてみたんです。苦しそうだし、ちっさく出来たら楽だろうと思って、錠剤くらいのビーズに変えたんです。うまく呪霊として取り込めたみたいで、それから、まあ……こんな具合で……」
「ふーん」
「あの、五条さん、夏油さんが窒息する……」
ぱっ、と首が解放されて、咳払いをしてから、出しっぱなしにしていた呪霊をしまった。奈波が明らかにほっとした表情を浮かべる。
「奈波、また頼んでもいいかい?」
「は、はい」
夜蛾先生が物凄い形相でやってくるのが見えた。
それから、私は呪霊玉を持っては一年生の教室へと足繁く通うことになる。
「すぐるー、ス〇パラいかねー? 糖分たりねぇ」
放課後、だらりと椅子の上で伸びている悟が携帯を見たまま声をかけた。
「一人で行っておいで。私は用事があるからね」
「……またナナミンズのちび? お前マジでヤベー奴だぞ」
ドン引き、という顔をするがそんなことは気にしない。紙袋に山盛り入れた呪霊玉を持って立ち上がる。
「私の奈波はそんな風に思っていないから問題ない」
「一人でスイ〇ラ行く白髪のクズも、奈波にそんな言い方するクズその二もやべーわ」
「ヤニカスに言われたかねーよ」
硝子と悟の言い合いに、ふふ、と笑って教室を出る。
「目くそ鼻くそだね」
「「お前が言うな」」
ものを投げつけられる前に、後ろ手に扉を閉める。
一年生の教室にやってきて、少し腰をかがめて扉の内を覗き込んだ。
「奈波いるかい?」
七海と灰原だけが見えて、彼女は不在なのだろうかと一応声を掛ける。灰原はいつものように、満面の笑みで挨拶をしてくれる。気持ちのいい後輩だ。
「先輩、お疲れ様です!」
「奈波は今日休み?」
「いや、きてますけど」
七海は無表情だ。可愛げはないが、真面目で印象はいい。目当ての人物が教室にはいないようだし、用があって出ているのだろうかと引き返そうとしたところ、あの足音が聞こえる。
「あ! 夏油さん」
手を振ってやってくる奈波は、私同様紙袋を抱えている。
「探したよ」
「いうほど探してないでしょう」
という七海のツッコミは無視して、一年の教室に勝手に入る。
「これ取りに行ってたんです! 次持ってくるの絶対多いだろうと思って。あと雄くんこれ、借りてた漫画返す。面白かったよ」
「絶対好きだと思ったんだよね! 続きあるからあとで渡すよ」
どさりと教卓に呪霊玉入りの紙袋をおくと、奈波も自身の机に持ってきたものを置いて一つ瓶と手袋を取り出す。
「二人も見てくの?」
「ううん! 僕たちはこれから遊んでくる!」
「買い物に行くだけです。佐山さんの欲しいものがあったら買ってきますけど」
「ありがたい! じゃあ、あとでメールする」
一年生たちの気心知れた会話に少しむっとしたが、そんなことは大人気ない、と私は静かにその様子を見ていることにした。
「どうせ本かCDでしょう」
「さすが建人くん。お金はあとで請求してね」
親指を上げてニカッと笑う奈波。彼女を除く二人の一年生は「お先に失礼します」と言って出て行った。
「仲良いね」
「三人だけで仲悪くっても、気まずいだけですよ」
私の呟きに肩をすくめて手袋をはめる。ポケットからペンを取り出して、私が立っているところへきて、紙袋を覗き込んだ。
「しかし大量ですね。なんでこんな溜めてるんですか……」
「不味いから」
「ですよねー。まあいいや。一個ずつしかできないんで時間かかりますよ?」
「奈波のこと見てるから大丈夫だよ」
「理由になってないんだよな……」
なんて言いながらも、優しい彼女は黙々と作業を進めてくれる。手袋は五回も文字を書けばすぐに黒くなる。からん、からん、と涼しい音をたてて、瓶の中に黒いビーズが溜まっていく。
「これ、薬瓶みたいだね」
「薬瓶ですよ。硝子さんに頼んでもらったんです。レトロでそれっぽいかなーって。あはは」
手袋をはめ直して、まだ半分以上ある黒いボールを片っぱしから小さくしていく。見れば見るほど不思議な術式だが、あの蜻蛉玉のように色は変えられないのだろうか。
「暇じゃないですか?」
「全然。それ、色は黒しかないのかな」
「残念ながら。与名する前の色に引っ張られるんで、仕方ないです。黒酢大蒜のあれっぽい形にしましょうか?」
そう言いながら、細長い錠剤をころんと手のひらに作る。
「ははは! 器用なんだね」
「遊びがないと面白くないじゃないですか」
そうやってたわいもない話をしているうちに、使用済みの手袋は山積みになり、小さな瓶の中は八割黒く埋まる。私が持ってきた紙袋は空になった。
「完了です!」
瓶の蓋をはめ、ペンもしまった。空の紙袋に彼女が使い終わった手袋を放り込んでいきながら、私は礼を言う。
「ありがとう。いつも悪いね」
「いいえ。お互い様です」
にこやかに笑う彼女は、もちろん、タダ働きなんかしない。
「とびきりの報酬があるんですから」
奈波は私の目の前にペットボトルのお茶を置いて、白い携帯を開いた。冥さんの入れ知恵か、はたまた彼女自身がそういうものなのか、わからなくてもいい。メールを打ちながら機嫌よく、「今日はどこ連れて行ってもらおうかな」と言う彼女は、私専用の薬剤師、とでも言えようか。絶対に離してやらない。
ざらざら、と黒い錠剤を口に入れて、もらったお茶で流し込む。
「それが薬なら、中毒なんかで死んじゃいますね」
冗談で言う彼女の頭をポンとひと撫でして、私も笑みを返す。
「もう中毒だよ」
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愉快な仲間たち(高専時代)
佐山 奈波
うまくやれるかなと思っていたが、同期も先輩も面白い人でラッキー! 天然カウンセラー、というかよく気がつく聞き上手。夏油さん最近お疲れだし、絶対なんかあっただろ、とそれとなく先輩たちに聞いていた。術師やってると人の悪意に当てられることもあるだろうし、美味しいものでもプレゼントしようかな、と思ったら斜め上のやり方で解決?した。お礼にご飯とかお菓子ねだってみたら、結構なものくれたので喜んでお手伝いをしている。新しいことを試すのが好きで、実験と称して呪霊をいろんなものに変えてはストレス発散に破壊している。「ストレス溜まってる時は、とりあえず食欲を満たそう! もしくはぶっ壊せ!」と言うスローガンを掲げているので結構乱暴なところがある。本は小説も漫画も読む。音楽も幅広く、いわゆるバンギャだが同級生には隠してない。チケが多めに当たった時は灰原か七海を連行する。
夏油 傑
奈波の第一印象「おしゃれな子だし彼女候補アリ」・現在の印象「神推し大好き私の奈波」
革命的大発見をしてくれた奈波にはノー○ル賞をあげたい、と思っている。ゲロ味の泥団子から、黒酢大蒜にレベルアップして咽び泣くほどまじに感動した。手を握っていたのは「一生捕まえておいてやる」と言う無意識の行動。あとでめちゃくちゃ謝ったし、奈波の好きなものを献上して、最初はちょっと引かれた。奈波の好きなものは記録に残している。奈波のおかげで、減退していた食欲も戻り、元気になって感謝してもし切れないくらい、奈波に対しての感情が振り切れている。時代が時代なら「奈波しか勝たん」とか言いそう。怖い。
七海 建人
奈波の第一印象「真面目そうな人」・現在の印象「……別に、言うことなんてないです」
おつかいを買って出たのはちょっとした対抗心。夏油さんがよく奈波に絡んでいるのがちょっと気に入らない。先輩に取られそうで焦っている(ことに本人は気づいていない)。「お人好しですよね」と言いながらも奈波の優しさはすごいな、と少し尊敬している。ライブに参戦した時の奈波を見た感想「別人……? でもいい顔してるな」
灰原 雄
奈波の第一印象「話し下手っぽい」・現在の印象「ご飯を美味しそうに食べる妹みたい!」
夏油さんと七海が互いにこわ〜い顔を向けているのに気づいているが「わあ!取り合い!」とちょっと楽しんでいる。「奈波ちゃんは僕と漫画読んでようよ」と横から掻っ攫っていくタイプのお兄ちゃん。ライブに参戦した時の奈波を見た感想「元気で楽しそうでいいね!」
五条 悟
奈波の第一印象「力は弱いな(笑)」・現在の印象「結構面白いから気に入ってる」
任務から帰ったらサイレン鳴ってて驚いて、見回したら奈波が傑に迫られてて「ウケる」と思いながら親友を引き剥がした。奈波が話のできるやつで「ちょっといいかも」と思ったが、あまりの迫力で傑に牽制されるので呆気に取られている(現在進行形)。「これが同担拒否ってやつか……黙っとこ」
家入 硝子
奈波の第一印象「可愛い子いるじゃん」・現在の印象「この子は私が保護しないと」
クズどもに狙われているのを察知して、奈波を保健室に匿う準備はできている。頼られてちょっとどころでなく嬉しいし、よく遊びにも行っている。「この服とアクセは私と買いに行ったやつだし」と夏油と五条にマウントをとる。
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