> あっくのさん、と跳び跳ねるように呼ばれる自分の音が好きだ。あくのさん、と喜色に濡れた自分の音も好きだ。でも、あくのさん、と哀色に彩られた自分の音だって、奮い起たせられるから好きだ。
 ただつまり、プロデューサーが俺を呼んでくれる、そのことが好きなのだ。

back