「四季のそういうところ好きだよ」
一瞬、マジで呼吸が止まった。プロデューサーちゃんは『オレ』に対して好きなんていってくれたことなかったから。も、もう一回、なんて情けない声が出たとしても許してほしいくらいうれしいんだって。優しく笑いながら繰り返してくれるプロデューサーちゃんにもう一回、とねだっていたらもう言わない!と拗ねたみたいにそっぽ向くから、わー! ってプロデューサーちゃんの顔を覗きながらお願いした。
「これで最後! もう一度だけ、お願いっす」
しょうがないなあってもう一度言ってくれて、メガハッピーっす!

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