あれがしたい、これがしたい、あの子達みんなを上へと押し上げるために存在するわたしにとってはそんなことがたくさんある。でも──「プロデューサー」そう笑う彼と、自分のことでこんなにたくさんできると思わなかった。欲張りになったと落ち込めば、「そっちの方がうれしいかな」と両腕を広げる姿に、それもいいのかもしれないと飛び込んだ。

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