カシャカシャと鳴り響く音の一つ一つに合わせて、ポーズや表情をくるりくるりと変えていく様はまさにプロだ、と誇らしくなった。音の雨が止んで、確認が終わると「プロデューサーちゃん、どうだった? イケてるっすか? どう?」なんて飛んできて、手元の写真が本当に綺麗なだけにもったいないなぁと思ってしまう。
「かっこいいよ」
 そう笑えば「マジすか! よっしゃ!」とにこにこするのだからかわいいものだ。まあ、そこが四季のかわいいところでもあるから強制させようとは思わないけれど。

back