「あ゙っ!?」
「どうした?」
「財布の……中身が……48円しか入ってません……」
「……社会人としてどうなんだよ」
「プロデューサーちゃん、さすがにオレのが入ってるっすよ?」
「はははっ、プロデューサーさんもそんなアンラッキーあるんだなあ」
「ってプロデューサーお昼どうするの? ストックなくなったって昨日言ってなかったっけ」
「その通りなんだよ隼人ー! うっATM遠いから今日は腹減りで過ごすよ……お腹鳴らないように祈ってて……」
「いや、昼メシくらい奢るけど」
「握野くん……! 天使かな!?」
「その代わり今度奢れよ」
「もちのろんさ! やったー!」
「プロデューサーちゃん気を付けるっすよ!」
「は、はーい……なんか四季に言われると凹むな……」
「ひどいっす!」
「隼人もありがと」
「えっ俺なにもしてないよ」
「龍くんもありがとー!」
「オレの不運よりきっとマシ! なんてな、へへっ」

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