僕が奥に噛んで止めた言葉は、暗くよどんで喉を降った。誰でもいいから、なんて言ったくせに、それはだれかを指しているなんて。
 莫迦だなぁ、と呟いた言葉だけが、ころんとそばに転がって砕けた。


呼んで