ゆっくりと見上げた空には星が瞬いている。僕の右手は柔らかい熱で包まれていて、思わずぎゅっと握りしめた。
 このままいっしょにいても、いい? なんて言葉は、ぐっと喉の奥に引っかかったまま出てこない。それでも握りしめた手にますます力を込めた。絶対に、手を離したくなくて。


このまま