いつのまにか置いてきぼりにされる人
孤独という名の焦燥感
──おいていかないで
言葉ではなく、哀しみとなってあふれだす
訴えはしない、みっともないから
泣きはしない、いらだたしいから

いつのまにか誰もいなくなった人
孤独という名の疎外感
──ひとりにしないで
声ではなく、想いとなってあふれだす
叫びはしない、くやしいから
泣きはしない、わかっているから

埋まらぬとわかっていて、ひとつになれぬとわかっていて
それでも求めてしまう性
苦しくて、悔しくて、哀しくて、寂しくて、泣きたくて、
だからこそ他人を求めずにはいられない
いつまでも、いつまでも


ひとり