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いくら見つめても気付かない。
たまに気付いたって、なんだよ、と怪訝そうな顔で返されるか、なに? ときょとんとした顔で返されるか。
どれだけ熱を込めて見つめたって、あいつは気付かない。
雅之は笑いながらいつか金髪君がこげそうだな、なんていうけれど。そうなんだ、本人以外は気付いているのに一向に本人は気付かれない。
気付けよ、そう熱を込めて見つめたって、どこ吹く風で。
灼 熱 光 線
いつかあいつを焼き殺しそうだ!(そんなことになるまえに)(どうにかしないと)