あすかいに公然と触れられる日が来るなんて、ぼくは思いもしなかった。
いくよ、と声をかければはやくしろと怒られて、そんな怒声すらうれしくなるなんてぼくはどうかしている。

”もう口実はいらない”

(そんなまさか!)