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うたう光景に見入る。
前髪が金色に輝いて、目を閉じた童顔が神に仕える、まるで巫女のようにみえた。
女になんか、絶対に見えないのに。
それでも空気は澄んで、清浄になっていく。
ぼくがそれにあわせて鈴を振らなければいけなのに、つい本分(それ)を忘れてしまうほど、呼吸を忘れてしまうほど、美しかった。
呼吸を忘れてしまうほど
(鎮魂に支障が出るなんて)(もう、こいつと組んで仕事はしたくない)(みて、いたいだけだ)