「夏組ちゃんおっつかれ〜」
「ゆらりーん! おつピコ〜!」
「ゆらさん、お疲れ様です!」

一成くんに椋ちゃんが駆け寄ってきてくれる。可愛い。「ゆらりん今日もカワイーね!」「ありがと」「うわーん大人の対応…!」一成の言葉は素直に嬉しいし受け取ってるんだけどな。「でもドーナツ嬉しい〜ありがと〜」って素直な一成はやっぱりかわいい。

「椋、借りてた漫画持ってきたの」
「ええ、重かったですよね!? 連絡くれたら持ちに迎えに行ったのに…すみません…」
「いいよそんなの。めちゃくちゃきゅんとした!」
「ですよね!! 二巻の三十九ページ読んでくれましたか!?」
「うーんページ指定だとちょっと分かんないかな?」

「騒がしいな」
「テンテン」
「テンテンって呼ぶな!」
「一応天馬くんのぶんも買ってきたけど、体重制限とかしてる?」
「……食べる。サンキュ」

「ゆら、さんかくドーナツあった〜?」
「ごめんね、なかった〜」
「え〜」
「じゃあ食べない?」
「んーん、いる〜!」

「ゆら」
「幸ちゃん。今日の服も可愛いね」
「…ありがと。ゆらも、今日もおしゃれだね」
「えへへ、ありがと!皆に会うからお気に入り着てきたんだ、嬉しい」


「相変わらずモテモテですね、ゆらサン」
「……茅ヶ崎」
「先輩焦ったりしないんですか?」
「特にしないかな」
「ちぇ」