爆豪って中学で不良してたから、ギャルとかそっち系の女子に好かれてそう。あとはシンプルに顔面偏差値高いから普通の子の中でも密かに思い寄せてる人もいてる。
いじめしてるので中身ちゃんと見てる人は、彼氏にはしたくないようないじめ男だけど、顔と個性と頭の良さはいいんだよな、と思うだけ。
中身見てない人はわんちゃん何かきっかけで惚れてくれることもあるのでは!?付き合いたいなて感じもあると思う。
本人は雄英志望のため、恋愛にうつつ抜かすようなことはしない。そもそもしたいと思わない。興味ない。
「勝己たちじゃん」
「うちら今から駅前のゲーセン行くけど、いこーよ」
「まじ?いく」
「午後の授業かったりいしなぁ、行こうぜ」
「行かねえ」
「勝己ノリわるうける、いいじゃんいこ」
「行きたきゃ勝手に行けよ」
て感じになってそう。相手のことは嫌ってはない、どうでもいいだけ。
進学に影響する面はきちんと真面目にしている。
お昼とか爆豪たちが食べてるとこに、ギャルズたまたまきたら一緒に食べたりするし。普通に授業のこととかで話しかけられたら受け答えはする。変にいきってない。
なので本人の株は上がるよね、口悪いけど個性すごいし根は真面目の不良。
告白も数回はありそう。
年上ギャルとか。同い年ギャルとか。見た目や個性に憧れた後輩とか。何かで絡みがあった同年代の女の子とか。
全てきっぱり断ってる。断り方はまあ酷い。興味ねえの一択。五人ぐらい振られてから学校中に知れ渡り告白する人も減る。
好きな人がいるとか言ってたら、わんちゃん私かも?て思う人が告ってくることもあるが、興味ないで突き通してる。
好きな人いないならお試しでよくね?て人も中にはいてるけど、無理。そんな軽い気持ちで付き合えねえよ(根が真面目)。これでまた惚れる人出てきそう。
と、まあこれも本心だけど、昔から一人にしか恋愛感情湧かないため、本当に周りの女には何の感情もない。
あと、自分が逆の立場だと嫌だから仲のいい女友達は作らないってか、女性とは関係薄そう。
自分のことよりも、他校の天音に男の影がないかの方が脳内占めてる。
たまに遠目で見る時は基本女子といてるので内心ほっとしてる。ごく稀に男子がいる時は呪い殺すレベルで睨んでる。
if文化祭
爆豪の元中学同級生ギャル二人と友人二人が来ており、たまたま遭遇。
「やっほ、勝己〜」
「ドラムやばかったし!勝己何でもできるのえぐ」
「体育祭も一位流石っつーか」
「はっ!たりめェだろうが」
「やば雄英入ってもその性格うける」
「てめぇらのアホな話し方変わんねえな」
やば!ナチュラルにディスられるうけるんですけど!
とかきゃはきゃは笑ってる。
「久々だし暇なら一緒にまわんね?」
「いーね、案内してよ」
「あ?無理だわめんどくせェ」
「いいじゃん、うちショート見たい」
「わかる。画面越しイケメンだったけどさっきのライブで生ショートえぐいけめん」
「ミーハーかよ。勝手に探しとけや」
「え、てかあれショートじゃね?」
「うわまじ、美形すぎ…って、あれ彼女?」
「そりゃあんなイケメンだったらいるっしょ、勝己とちがって性格も良さそうだし」
「あ"ァ!?」
轟より劣ってるような言い方をされてキレる。
中学から付き合ってる彼女か?まあ誰が誰と恋愛してようが気にしないので、そのまま四人放置してお目当ての方向へ行こうとしたが。
「彼女も体育祭出てたくね?」
「あ、たしかに」
「勝己とも戦ってたくない?」
「個性キラキラしてて可愛いかったよなあ!」
「は?」
こいつらと違って記憶力は良い。
自分と戦った女は二人だけで、丸顔の個性は浮かせるだけだ。
つまり、こいつらが言ってる彼女ってのは、
ばっ!と勢いよく四人の目線の先を辿ると、くそ胸糞悪い光景で。
半分野郎と天音が仲良さそうに話していて、勘違いじゃなければ天音は困ったように眉を下げて、頬がほんのり赤い。
周りはそんな二人を勘違いしてるような目で見ているからか、邪魔しないように誰も声をかけたりしていない。
アイツ…!
「あ!おい勝己!」
「どこ行くの、て…」
「おい」
「お、爆豪」
『勝己、』
「こんなとこで何やってンだ、あ?」
『えっと、轟とたまたま会ってね、話してた』
「ああ、一人みたいだったからな。俺も一緒にいいか?」
『いいよ〜』
「良いわけねェだろ。邪魔すんなさっさと散れ」
「そうか」
『でも勝己、あの、』
「…ンだよ」
「じゃあ頼んでもいいか?体調悪いみたいだから保健室まで付き添ってやってくれ」
「…テメェ、何で隠してやがった」
『え!わたし元気だよ?』
「あ?」
「そうなのか?アイツらと話してる方見て固まってたから、声かけたら、爆豪が女子と仲良さそうで胸がズキズキするって」
「…へェ?」
『っ轟!それ内緒!』
「わかった、言わねぇ」
『もう遅いんだけどねえ…』
はあああとクソデカため息を吐きながら両手で顔を隠す。髪の隙間から見える耳が微かに赤くなっているのを見て、爆豪も心臓ばくばくしてる。
爆弾発言だけ残して去っていった轟。
残されてさらに恥ずかしくなったので、しゃがみ込みながら顔を隠す。
「で?」
『…あれ、たこ焼きは?』
「誤魔化し下手すぎンだろ」
『ぐぬううう』
同じようにしゃがみ込む。
『…勝己』
「ん?」
『勝己、て、呼ばれてた』
「………はあぁ」
『小学生までは、呼ばれてても勝己くんとかだったし、雄英来てからはみんな、爆豪だし、』
わたしだけが呼んでると思ってた、
「…そろそろ顔見せろや」
『あと10分待って』
「待てるか」
『あぅ』
軽く脳天チョップされて、そのまま下に手が流れていき、顔を隠してる手の指を一本ずつ外していく。
全て顔から手が離れたら、そのまま指が絡み合い、逆の手は頬にそっと滑らせる。
「呼び方なんてどうでもいいだろ」
『特別な感じがしてたの』
「…特別だろーが」
『え?』
「呼び方以前に、テメェは特別だっつってんだよ」
わかれや、と頬に添えてる手で優しく摘む。
『…えへ、』
「…ニヤけんな」
『んふふ』
「おら、たこ焼き買いに行くぞ」
『んふふ、誤魔化し方が下手だねぇ』
「うっせ」
爆豪が立ち上がり繋いだままの手を引っ張り立たせる。
『?たこ焼き、あっちだよ』
「わあってるよ」
『?、あ、だめ、そっちは綺麗な子たちがいて、まだちょっと、』
思い出して心もやもやしちゃう、
爆豪が四人の元へ手を引きながら行く。
「つーわけで、オマエらの相手は無理なんだわ」
「え?え?勝己、ま??」
「あの勝己が?彼女?」
「まじかよ、わんちゃんその子紹介してもらおって思ってたのに」
「ア"?誰がテメェに紹介するかよ死ねカス」
『えっと、星詠天音です』
「名前教えンな」
「相変わらずみみっちいうける」
『…勝己、わたし大丈夫だよ?久しぶりでしょ、友達とまわってきてもらって』
「うわ、めっちゃいい子じゃん、かわい〜」
「勝己のタイプってこーゆー系だったんだ」
下から天音をのぞきこむように顔見てきたり、興味があるのか近づいてくる女子二人。
『は、は、いい匂いお顔がキレイ眩しい、うぅ』
「え、ちょー可愛い」
「ほっぺピンクぎゃんかわ」
『はふぅ、お胸の、暴力、、』
爆豪と手を繋いでいない方の腕に絡みついて、その時にギャルの豊満な胸がむにぃっと当たる。
「うぶで素直かわいすぎ」
「天音も一緒で六人でまわろーよ、なんなら女子三人でも良き」
「許さねえよ」
「うわ、勝己心狭。まじで勝己?」
「別人疑うレベル」
「うっせェ!」
いまだにギャルのおっぱいと匂いで頭ふわふわしてる天音を引っ張る。そのまま後ろから抱え込み肩周りに腕を回す。
「触んじゃねェよ」
しっかり中指立てる。
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