※微グロエロ注意
ディアヨノ♀気味。
ディアルガ様が下衆
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今日もまた変わらない景色の中、目を覚ました。周りを見渡しても今が朝なのか夜なのかわからない景色。私の身につけている懐中時計はカチカチと動くが、これだけでは朝夜どちらかはわからない。ジュプトルたちとの対戦でおった傷を擦りながら立つと、ふとちいさい影が揺れた。私に用事があるのだろう。ふら、と傾く身体を踏ん張って一歩一歩と近寄った。
「ーーーーなんです?ヤミラミ」
そこには涙目のヤミラミがいた。彼は先ほど一緒に戦った中にいた奴であろう。真新しい怪我が目立っていた。
「ウィイ…レイ様…あ、あの…」
「なんですか。早くおっしゃい」
「ディアルガ様が……お呼びです…」
「そうですか。…報告ありがとう。」
ぐしゃ、と雑に頭を撫でると小さな声でごめんなさい、と謝られた。恐らくこのヤミラミは気づいているのだろう。私が今からディアルガ様に怪我させられることも、その後も。私は大丈夫なのですよ。と言って私はその場を離れた。私はそんなに痛そうに見えるのか。私は、大丈夫なのに。だいじょうぶ、なのに。
「ーーーごめんなさい、ごめんなさい。レイ様」
微かに聞こえた、ヤミラミの声は今にも泣きじゃくりそうなか細い声だった。
「ディアルガ様、レイです。入ります」
そう言ってディアルガ様の元へ駆け寄った。力無いように壁にもたれかかるように座るディアルガ様。目は虚ろで正気を感じさせない。もう一度ディアルガ様、と呼べばゆっくりと私と目が合った。
「、………イ…」
「ーーーはっ…あ゛っ……!」
目が合って、二、三秒。
首を思い切り絞められる。毎度のことだが私は避けることができなくて壁に思い切り叩きつけられた。今もまだ目が虚ろで、目線が重なるようで重ならない。恐らくディアルガ様は私を見ていないのだ。ギリギリと絞められる首。酸素が足りなくなるからか、自分の心臓がどくんどくんと大きく跳ねるのがわかる。ただでさえジュプトルとの対戦で体力が残ってない私には、私の首を絞めるディアルガ様の腕を跳ね除けるどころか、触ることしかできなかった。しばらくして片方はまだ首にもう片方は外れるの状態になった。もちろん片手で首を絞められるだけになったから手が緩む。噎せる私を歪んだ顔でディアルガ様は見下ろすのだ。
「また、失敗したそうだな」
「は、ぐ…っ、
………ま、せん。デぃ……ガさ、ま」
ディアルガ様の声に反応しようとしても、声が上手く出せない。ああ、無理に声を出そうとしたからかもう意識が飛びそうだ。壁につくように、私との距離を縮めたディアルガ様はそのまま私を殴ってきたが、私はもう声すら出なかった。痛い。痛い。痛い。口から血が垂れる感覚が気持ち悪くて酸素を取り入れようと開けていた口を閉ざした。もう、意識がとぶ…というところで下半身をまさぐる様な感覚に意識が引っ張られる。慣らしてもない中に、ディアルガ様が突っ込んでいるのはーーー、正直言うといつものパターンなので薄れる意識の中でも理解出来ていた。
「は、…んぐ、………あ、ああ」
「ふ、まだ声を出せるのか?」
「あ、あ…ぅ………」
少しづつ強くなる首を絞める力に、相変わらずうるさい心臓の音と、ゆらゆら揺れる快感に。されるがままで生理的に涙が出る。ガクガクと揺れる身体は自分でもう支えられなくて、すべての体重をディアルガ様に預ける形となる。それでもディアルガ様は私と目を合わせることがない。耳を甘噛みされた瞬間にもう、意識は飛んでしまった。
「ーーー、レイ」
はっ、と目を覚ましたらルイが泣きそうな顔で私を見ていた。身体をに力を入れて起き上がろうとしたらそのまま寝てて。と肩を押さえてそのまままた横に寝させられた。この部屋は私の部屋じゃなくて、ルイの部屋だ。そのまま目線をずらすと、一匹のヤミラミもいた。私あれからどうしたんだっけ。ディアルガ様のところへ行って、それからーーーー。
「………ディアルガ様がね、抱えてヤミラミのところへきたんだって。」
「…ディアルガ様が、ですか?」
「あ、はい。…寝かせてやれ、と。」
暗黒に染まったディアルガ様が正気に戻ったというのは変だがあの虚ろな状態でなくなったタイミングで、私を抱えてヤミラミたちに私を託したらしい。私の部屋に無断で入るわけにはいかない、とヤミラミはルイを呼んだようだ。ありがとう、とそのヤミラミを寝たまま撫でてやると、いえ。と一言だけ言って俯かれた。部屋に戻ります、と伝えるとまだ寝てていいからと相変わらず泣きそうな顔をしたルイに言われた。しかしまあ…着替えたい。気分が悪い。
「いえ。いいです。お風呂、入りたい…」
「あ、…そうなの?」
「ウィイ、準備してきます」
「ん、…お願いします。」
ルイにベッドありがとうと言って立ち上がったらぎゅうぎゅうと抱きつかれた。痛そう、ごめんね。とめそめそしている。ルイは昔から私が怪我すると自分が怪我した時以上に泣きじゃくる。今回のこともルイのせいじゃないのに。私はルイの頭を撫でて離れた。これ以上くっ付いてたら、先ほどの感覚がカムバックしそうでまた意識がとびそうだ。ヤミラミと一緒に部屋を出たところで今度はルイが私の頭を撫で、ゆっくり休んで。と言って部屋のドアを閉めた。ーーー嗚呼、この様子じゃ今日もバレてないみたい。
「ーーーすみません、レイ様」
「はい?」
「あ、いや、………その、」
あーいや、なんでもありません。と言って歩きはじめるヤミラミ。何に対して謝られているのかはわかっていた。
「ヤミラミ」
「…はい」
「ありがとう。ルイに黙っててくれて」
「!?…レイ様っ」
「ヤミラミたちには知られてるんでしょうねえ…」
作戦に失敗してディアルガ様に報告する時などに叩かれたり殴られたりはするが報告の際には私ひとりを呼び出したりはしない。ふとした時にひとりだけ呼ばれるのだ。私がどんな事をされているのかを知らなければ不審がられているはず。しかもどのヤミラミたちもディアルガ様に呼ばれたあとは私と目を合わせない。気まずいのだろうか。ごめんなさい、といつも謝られていた。
「…レイ様、顔色ものすごく悪いですから、あまり長風呂はなさらないでください」
「え、そんなに悪いですかね…」
「真っ青ですよ。ルイ様心配して起きるかなってずっとレイ様見てたんですよ。」
「大げさな…」
「私もレイ様死んではいませんよーとは言ったんですけど。わんわん泣きじゃくるのでルイ様の部屋にヤミラミ全員集まりましたよ。戻らせましたけど。」
「うわ…想像できますね、その光景」
「あ、風呂は実はもう準備できてます。タオル等も置いてますのでお使い下さい。」
では、と一礼してヤミラミは去った。まあ、一度ルイの部屋にヤミラミ全員が揃ったのならその時点で私がお風呂に入ると言うのはわかってたのか。さては準備するという口実で上手くルイの部屋から出ようと思ったんだな…。お風呂から上がった後に部屋に行くとヤミラミがいつもいれてくれるアップルティーがドアの前に置いてあって、少し泣きそうになった。