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身分が違いすぎるから故に伝えられなかったことがある。
ーーーー本来私にはこうやって、貴女をこの様な気持ちで接することすら罪深い。
私は生まれ持ったこの環境のおかげで、人一倍人の“感情”には敏感であったと自負している。彼から感じる好意は私と同じ感情から生まれる好意だということは知っていた。
ーーーー私の想いを伝えたいとか知って欲しいとか、一緒になりたいとか。願っても叶うことは出来ない世界。
『私の願いはただひとつ』
『生まれ変わったら×××に愛を伝えたい』
そんな願いにとある魔術師が答えた。
『ある女の子とその家族の力になってくれるなら、私のできるだけの力を使ってその願いを叶えてやろう。』
彼女たちはこうして、やっと念願の、人を自由に愛することができる権利を手にすることが出来たのである。
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