世間からすると可哀想だと思われがちな主人公と例に漏れず同情してしまった安室さんが段々とヤンデレ属性に変貌を遂げる話。
 
男遊びが激しく、離婚こそしてないものの家に帰ることが滅多にない母親。そのことを理解しつつ、仕事に明け暮れ母同様余所に女をこさえる父親。経済力だけはしっかりしていて、生活に困らないだけのお金を渡されている。
母親と父親の良いとこ取りをした容姿のため、どちらにも似ていて、それを気に食わないと母親から一方的な暴力を受けたこともある。父親もそれを分かっていて何も言わない、寧ろ病院にいかれても困るので軟禁状態になったこともある。
どこからどうみても不幸そのものなのに、本人は至ってポジティブ。世の中には自分よりも酷い目に遭う人なんていくらでもいる、と思っていて別段己の事を悲観していない。ただ、表情筋が仕事をしなくなっているので勘違いされやすい。
両親のことは特に嫌いでも、恨んでいることもなくあまり関心がない。高校を卒業すると同時に厄介払いのごとく家から追い払われて一人暮しをし始める。勿論追い払う代償として不自由の無いくらいのお金が毎月振り込まれるが、社会勉強って大事だよね!なポジティブ精神からバイトもしている。

不運なことに事件に巻き込まれ、コナン、蘭、園子に遭遇。まさかの父親の仕事関係で園子とは顔見知り程度の知り合いで、あれよあれよと流されてポアロに行き着き、安室さんとエンカウント。
主人公の知らないところで、園子の口により広まる不幸トーク。噂好きなのもあるが、主人公の物憂げな表情や、謙虚な姿勢もあり元々心配だったそうな園子。一人暮しをしてると知りホッとするのもつかの間、浮世離れした雰囲気からますます心配になる。
そんな園子に同調したのが安室さん。どこかほっとけない主人公に優しくするだけでなく構い倒す姿勢すらとっている。何でこんなイケメンに構われてるの?と終始不思議がるが、表情筋が仕事してないので伝わらず嫌がられてないか内心不安な安室さん。
構ってくうちに加護欲がわき、何故夢主がこんな目に遇わないといけないのか、そんな親とはもう縁を切った方がいいとかまずいほうの独占欲がわいてしまい、最終的には病んじゃえばいい。
夢主的にはヤンデレ全開の安室さんに対しても疑問をもつことなく接していて、欲にまみれた時分すらも受け入れてくれると勘違いして、夢主をどんどん囲い込んでいくスタイルがいいです。
可哀想な生い立ちに対しても、ヤンデレなイケメンに対しても謎のポジティブで受け流す夢主と、夢主以上に夢主のことに敏感になる過激派セコムなヤンデレ安室さんがただ見たいだけです。

なんの特典か知らないけど、死神のごとく殺人事件に遭遇するコナンに負けず劣らず事件ホイホイの不運体質だといい。頑張ってセコムしてね安室さん!

全体的にシリアスに見せかけたシリアルみたいな感じ。

ヤンデレネタは好きだけど、降谷さんだとガチになりすぎてホラーな妄想にしか行き着かなかったので、ソフトめに安室さんで。
ゾッとするようなヤンデレネタは読む分には大好物だけど、生産できるスキルがないので残念な感じにしかならないのでネタとして書き留めるだけ………。