▼2017/07/11:没作品供養
更新止まっていてすみません( ;∀;)私生活がバタバタしていてなかなか書く時間が取れておりません( ;∀;)繋ぎ(?)ということで追記に英雄短編没作品を載せておきます…結構書いたけど没になった2人が価値観の違い?ジェネレーションギャップ?とにかく些細なことで喧嘩するお話ですが、最後まで書けていません。話の流れは終わりまで書いてあります。暇潰しになれば幸いです、、笑
拍手メッセージもありがとうございます〜!返信遅くなってすみません、、!もうしばらくお待ちください( ; ; )
それでは英雄短編を追記からどうぞ。
以下追記
今日の服、すっごく可愛いと思う。
ここ最近はオフショルダーのトップスが流行っている。めちゃめちゃに可愛い。着たい。でも、透さんは多分露出の多い服を好まないと思うし、そういう服を着て透さんの隣に立つのは似合わない。だけどオープンショルダーなら着れる。オープンショルダーなら透さんと一緒に歩いても大丈夫な気がする。ということで、少し高かったけど奮発して買ってしまったのである。オープンショルダーのトップスに、長めのラップスカート。このスカートも買ったばかりだ。正直めちゃくちゃに可愛い。透さん、褒めてくれるかなあ。
今日は映画デート。私が観たいと言ったラブロマンスだ。主演の俳優がすごく好きなのである。かっこいい。黒髪短髪つり目の爽やか系イケメン。かっこよかった。てっきり青春!男女の恋!幸せ!おわり!っていう映画かと思ってたけど、思ったより深い話だった。私は大変満足だ。
「良い映画でした〜!うっかり泣きました…まさか泣かされると思ってなかったのでマスカラが落ちました…」
「ええ、良い映画でした」
「ヒロインのために何もかもを捨てるシーンで思わず号泣です…あっでもあのシーンで前を通っていったおじさん本当に邪魔でしたね」
「ええ、邪魔でした」
「通路が狭いから仕方ないけど人の脚に当たったら頭下げるくらいしてほしいですよね」
「ええ、そうです」
「…透さん、もしかして、つまらないですか?」
透さんはコーヒーが好きだから、事前に調べたコーヒーが美味しいと有名なカフェに入って話す。私はコーヒーが好きではないので、スムージーを飲んでいた。
私がどんな話をしても、透さんは静かにコーヒーを飲むだけで、返事も適当だ。気のせいではない。適当だ。この反応には覚えがある。以前ポアロで沖矢さんと会った話をした時と同じだ。もしかして怒ってる?恐る恐る顔色を伺うと、透さんはじっと私を見ていた。ああこれは不機嫌な顔だ。何か気に障っただろうか。不服そうな様子のまま口を開く。
「あなたの今日の服は、」
「あっこれ、可愛いと思いませんか?先日買ったばかりなんです」
「それはもう着ないでください」
「えっ」
何を言っているんだこの人は。驚きのあまり顔が固まってしまった。私が黙ったのをいいことに、彼は話し出す。
「あなたは元から少し大人っぽく見える方ですし、そんな格好をしていると周囲に誤解を与えかねません。その服はもう着ない方がいい」
「ちょっと、待ってください、ええ」
思わず顔を手で覆う。この服はお気に入りだったけど透さんの好みではなかったようだ。それは仕方ない。仕方ないことだ。だけど、今のは少しばかり、いやかなり酷い言いぐさではないか?
「誤解ってなんですか?どういうことですか?」
「ですから、あまり肌を出すような格好をしていると、」
「尻軽に見えるってことですか?!透さんには私が尻軽女に見えるんですか!?オープンショルダーを着ているだけで!?」
「そのスカートもです。先ほどの男性が少し当たった時に捲れていましたし、そういうものはあまり履かない方が良いですね」
「信じられない…この長めのラップスカートですら…」
あまりの価値観の違いに震える。今の世の中を見て欲しい。私くらいの年齢の女の子がどんな服装をしているか見て欲しい。スタイルのいい子なんてお腹も背中も出してたりするし、チューブトップで歩いてる子もいる。透さんは年齢が上だし、あまりそういう服装を好まないのはわかっていたからオープンショルダーにしたし、褒めてくれればいいなあだなんて思っていたほどだ。なのにこれもダメなのか。そうか。ラップスカートもダメなのか。長さはあるのにはだけやすいからダメ?はぁ?ちょっと待って?なんだか腹が立ってきた。オープンショルダーにラップスカートで尻軽に見える?何を言ってるんだこのおじさんは?
「とにかく、その服は着ないでください」
「いやです」
「えっ」
「いやです!なんで透さんに服装で文句言われないといけないんですか?私はこの服を可愛いと思って買いましたし否定される筋合いはありません!」
「ええたしかに可愛いです、可愛いですが、誤解を与えるから」
「それは透さんがそう思ってるからでしょ?ひどい、私は透さんに少しでも可愛いと思ってもらいたくて、いつも服を選んでるのに、ひどい…」
沈黙が落ちる。俯いた私が泣いたと思ったようで、透さんが小さく謝る。言い過ぎました、と彼が言ったところで、私も顔を上げる。泣いていません。怒っているだけです。泣いていません。私も言わせていただきますけど、と話し始める。
「透さんはよくそのTシャツを着ていらっしゃるようですけど、29歳には見えませんね。もちろんお顔にはよくお似合いなんですけど、まるで大学生みたいですよ。周囲に誤解を与えるから、着るのは控えた方が良いのではないでしょうか?」
「えっ」
「あとそのチノパンもまるで大学生のようですよね。ええ、透さんって格好良いからどんな服でも着こなせてしまうので。でもそんな大学生みたいな服装で良い時計と良い車に乗ってたら、親のお金で遊んでる大学生のように思われてしまいそうですね。周囲の方に誤解を与えかねませんね。しかも透さん曰く尻軽に見えるような服を着た女子大生が隣にいると、まわりにどんなことを思われるかわかりませんね。これは大問題です。周囲の方に誤解を与えないように帰りますね。さよなら」
テーブルにお金を置いて、荷物を持ち立ち上がる。しばらく顔も見たくない。これは全力の喧嘩だ。
透さんは私の言葉にしばらく放心状態だったようだ。私は店を出て駅に向かって歩く。少ししたら後ろから透さんが追いかけて来る。名前を呼ばれても、待ってと言われても無視だ。私はかなり怒っている。追いついた透さんに手首を掴まれるが、振り払う。
「尻軽女と話していると周囲に誤解を与えてしまうかもしれませんよ」
ICカードで駅の改札を通り、振り返らずにまっすぐ電車に乗り込む。もう透さんが謝って来るまで絶対に会わない。私はかなり腹が立った。
尻軽女に見える?この服装が?ジェネレーションギャップか?
周囲に誤解を与えかねない?どうでも良いわそんなこと!透さんは人の目を気にしすぎているのでは?私が他人にどう思われようと私の勝手だし、流行りの服を着ている人を尻軽とか思ってしまうのはどうせ変な人だ。透さんみたいに。透さんは自分の隣にいる女の服装で自分が周囲にどう思われるかを考えているのではないだろうか?私は私なりに恥ずかしくない人であろうとしている。髪のセットにもメイクにも服装にも気を使っている。これでも不服か!透さんはTシャツにチノパンっていうラフな格好なのに!もう!!!信じられない!!!腹立つ!!!!!
「っていうか普通にショック…」
この服、可愛いと思ってたんだけど、違うのかぁ
----
この後の展開は
数日間連絡を無視する→透さんが無理やり会いに来る→余計なことを言いましたごめんなさい、あなたはいつだって可愛いです→私も言い過ぎましたごめんなさい、ラフな格好の透さんでも好きです、何も思いません→でもちょっと考えさせられました、確かに僕の格好はあまりにもラフで大学生のようだと言われても仕方ない…→ああだから今日はシャツにスラックスなんですね、その格好も大人っぽくて素敵です→と言うよりすでに良い歳した大人なんですけどね、、、
という感じに仲直り(?)すると思います。でもなんだかちょっとうまく書けなくて諦めました。供養。