A オールキャラ
【夢主】
・元音楽教師な山下次郎の姉。33歳
・本名とは全く違う名前で315プロのアイドルの楽曲をほぼ一人で作曲する作曲家
・趣味で作っていた楽曲を細々とネットにupしていたところ北斗にスカウトされ(EoJ時)、その後Pにも声をかけられる
・その後あっさりと教師をやめる(教師が副業禁止かつ作曲の方がギャラが良かったため)
・都内の高級マンションに住んでおり家にグランドピアノがある。お馬さんで一度大勝ちしたときの儲けで生活しているが、それ以降ギャンブルはせずそこそこ真面目に働いていた
・ハイジョのファンで旬推し。夏来に懐かれる
・完全にタイミングを見失い次郎には作曲のことを一切言っていない上に芸名のせいでバレもしなかった
・まあまあブラコンだが次郎もそこそこシスコン
・次郎とはそれなりに似ているかもしれない。四季いわく「メガメガ美人」。メガネをかけている
・昔は旬と同じく神童と呼ばれていたほどのピアノの腕前。知る人ぞ知る的な存在
・都築さんにはよく「淫靡な音色」と評される
・次郎「しかし、こんなコミカルな曲、一体誰が作ってるんだろうね」
硲「そういえば、作曲家の方は一度も見たことがないな」
愕然とするP「…………」
舞田「どうしたんだい、プロデューサーちゃん?」
P「あの、山下さん、何も聞いておられないのですか……?」
次郎「え? 何が?」
P「うちのアイドルの楽曲はすべて――自身で作曲をやっているユニットを除いてですが――山下さんのお姉さんが作曲されているのですが……」
次郎・硲「…………え?」
舞田「Wow! ミスターやました、sisterいたんだね!」
*****
・放課後、事務所に到着するハイジョ
「こんにちはっすー、プロデューサーちゃん!」
四季に続いて次々にあいさつをしながら事務所に入っていくHigh×Jokerの5人。
しかしいつもならあるはずの返事がないことに気付く。
「あれ、プロデューサーさん、いないのかな?」
「賢っちもいないみたいっすね」
プロデューサーや事務員である山村、他のアイドルたちもいないというのは珍しい。
「まあ、すぐ戻ってくるだろ。ドーナツ食べて待ってようぜ」
「春名さん、またドーナツ買ってきたんですか……」
「ん、旬たちも食う?」
「遠慮しておきます」
「俺は……イチゴ味が、いいな……」
事務所を見回していても仕方がないので、プロデューサーが来るまで各々マイペースに過ごそうと、ソファのある会議室に向かった。
――のだが、先頭を歩く四季がいきなり立ち止まり、隼人と春名が続いて背中にぶつかる。
「うわっ、四季、いきなり立ち止まるなよ!」
「……ヤバいっす」
「どした、四季?」
「ア、アレ!」
驚愕した表情で会議室を指さす四季。4人がその先を目線で追うと、
「……誰?」
事務所のソファに座り、居眠りしている女性がいた。
*****
「この人、めっちゃ美人っすね、ハヤトっち」
「えっ!? あ、えっと、そ、そうだな……!」
謎の女性がソファの真ん中に座っていたため、その両側には四季と隼人が座り、向かいには旬と夏来、春名が座った。
「ハヤト、四季くん。寝ている女性をじろじろ見るのは失礼ですよ」
「でも、誰なんだろうな、この人。プロデューサーさんの知り合い?」
「ハッ、まさか、プロデューサーちゃんの彼女さんじゃ――」
と、四季が言いかけたところに事務所のドアが開く音が響いた。
「あっ、みなさんもう来ていたんですね! 遅くなってすみません」
急いできたのか息を切らせているプロデューサーを見て、呼び出しを受けてはいたが詳しい内容を聞かされていなかった5人は首を傾げつつ彼の周りに集まる。
「プロデューサーさん、何か急ぎの用でもありましたか?」
「っていうか、あの美女っち(仮)は誰なんすか!?」
「"美女っち(仮)"?」
四季の質問に今度はプロデューサーの方が首を傾げたが、何か心当たりがあるのか、納得した様子を見せた。
「それも含めて、今日はみなさんに発表があります」
*****
6人が会議室に入ると、謎の女性はいつの間にか目を覚ましていた。
「んんー……っ」
伸びをするその姿と声に四季や隼人は顔を赤くしていたが、同時に腰あたりからバキバキッという妙な音が鳴り、現実に引き戻される。
「ああ、やっぱり#name2#さんでしたか。お待たせしてしまってすみません」
「プロデューサーさん! 気にしないで。私も気づいたら寝ちゃってたみたいで、ごめんなさい」
「いえ、大丈夫ですよ。でもこの事務所も男しかいませんから、もちろん何もないとは思いますが一応気を付けてくださいね」
「ええ、覚えておくわ」
なにやら親しげに話しだすプロデューサーと#name2#と呼ばれた女性。
そこに早く紹介してくれと視線で訴えかける四季たちに気付き、ようやく紹介が始まった。
「みなさん、こちらは315プロダクションに専属作曲家として所属してくださっている、山下#name2#さんです」
「はじめまして、山下#name2#です。よろしくね」
にこりと大人っぽく笑う一子に、5人は各々挨拶を返す。
旬や夏来は礼儀正しく、春名はやや砕けて、四季はテンションメガMAXに、ハヤトは緊張でたどたどしく。
「#name2#っち、専属作曲家ってことは、もしかしてオレたちの曲も作ってくれるっすか!?」
「――それも含めて、今日はみなさんに発表があります」
「またそれっすか〜!?」
もったいぶる大人2人に四季は正直な反応を返した。
「ふふ、すみません。ですが、これはHigh×JokerとDRAMATIC STARS、それからS.E.MとBeitの4ユニットへの発表なので、もう少し待ってください」
「そういうことなら、仕方ないっすね……」
「他のみんなはいつ来るんですか?」
「今日はみなさんレッスンの予定だったので、あと10分もかからないと思いますよ。それまで、#name2#さんと一緒に待っていてください」
そう言い残し、他ユニットの様子を見に事務所を出て行ったプロデューサー。
初対面の#name2#と取り残され、個人差はあれどややそわそわし始める5人。
「そんなに焦らなくても大丈夫よ。良い知らせだから」
「ホントっすか!? って、それ聞いたらもっと早く聞きたくなっちゃうっすよ〜!」
良い知らせと聞いて、各々想像を膨らませる5人の様子を微笑ましそうに見る#name2#。
「なんか山下さん、先生みたいですね」
「あっ、それ俺も思ってた」
「ふふ、そう見える? 実は、プロデューサーさんにスカウトされる前は、高校で音楽教師をしていたの」