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【純視点】


L「北村さん、至急、弥と合流してください」

「え?」

L「行けばわかります。向こうには話を通してありますから」

詳しいことは弥から聞いてください、と続けた竜崎。



*****

ミサ「あっ、純ちゃんきた!」

「あの、私は何をすれば――」

ミサ「じゃあ、これ着て」


ミサ「ヨツバの人達接待するんだって。それで……」

ミサさんから今回の"作戦"を聞いた。



ミサ「そういえば純ちゃんってカレシいるの?」

髪をいじられながら

「え? ……まあ、はい」

正直あまり知られたくはない。

ミサ「えっ、マジで!? 誰? ミサの知ってる人?」

知ってる人、というか、さっきまで一緒にいた人だ。

しかしミサさんにも気づかれていないとなれば、捜査本部の人たちもおそらく知られていない。

あの松田さんがうっかり口を滑らせなかったのは意外といえば意外だ。

「秘密です」

ミサ「えー、教えてよー。はっ! もしかして、竜崎さん?」

「違います。というか何でそう思ったんですか……」

ミサ「なんか仲良さそうだし」

そう見えているのか。特に仲が良いわけではないと思うが。

ミサ「じゃあ後は……モンチッチ? は、結婚してるし……モッチーも違うかな」

「何で捜査本部限定なんですか」

ミサ「え、違った?」

意外と鋭いかもしれない。女の勘というやつだろうか。

ミサ「うーん…………」

いつになく真剣な表情だった。

ミサ「……ねえ純ちゃん」

「はい?」

ミサ「ミサ気づいちゃったんだけど、純ちゃんのカレシ、マッツーでしょ」



ミサ「だって純ちゃんミサの次くらいにかわいいしスタイル良いのに、いつも髪もメイクも適当じゃん」

「はあ……仕事柄、あまり着飾る必要もないですし」

ミサ「マッツーがいるのに?」

「それは仕事には関係ないですから」

ミサ「純ちゃんちょっと冷たくない? そんなんじゃ逃げられちゃうよ」

「…………そうですよね」

異性に対して人より淡白であるという自覚はある。

ミサ「まあ、見た感じマッツー純ちゃんにベタ惚れだから大丈夫だと思うけど」




ミサさんとその同僚たちと合流して、ヨツバ社員を待つ。


松田さんと目が合ったと思ったら、彼の表情が驚愕の色に染まった。

確かに自分でもこの格好は"ない"と思うが……。

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