束の間の夢
FGOgoネタ含みます。
夢を見ていた。
何時ものようにブリーフィングを受け、私はレイシフトする。たどり着いたのは、都会からほど近い入り組んだ道。遠くに見えるビル群が嘘のように、辺りは緑で囲まれていた。
そこで私は道を辿り、あらゆるサーヴァントとの縁を繋いでいく。まるで蜘蛛が巣を張るように、一人一人触れていく。それはこれまで私が辿った道すがらのようでいて、何処と無く違うものだ。
ふと、誰も居なくなった。数多のサーヴァントと縁を結び、満ち足りたはずの心が欠けている。
ひたすらに道を行く。心の穴を埋めるように。誰かにまた会える事で、未来はあるのだと確かめるように。
声が聞こえた。誰かが立っている。その手を振って、こちらを見ている。駆け寄ろうとして、足は止まった。動けなくなった。彼が来てはいけないと言っている、そんな気がした。会いたいのに、話したい事が山ほどあるのに、それは叶わない。
名前を、呼ばれた気がした。
*
「……い、せんぱい……先輩?」
「っ、あ……マシュ……?」
目が覚める。いつもの朝だ。私が起きてこない時、マシュは私を呼びに来る。今日も私はがっつり寝てしまっていたようだ。
「夢見が悪かったのでしょうか?」
泣いています、とマシュが不安げに問う。言われて初めて、私は自分が泣いている事を知った。涙が溢れて止まらない事を知った。
「変、だよね。でも、なんかすごく満ち足りた気分なんだ。」
そう、夢の中であったはずの喪失感は無く、満たされたような、暖かな気持ちがそこにはあった。まるで何も間違ってなんか無かったと諭されているように。自分を誇って良いのだと教えられるように。
いずれ私は、功績を失うだろう。一般人が世界を救ったなんて大それた話、誰が信じるだろう。それはそれで構わなかった。誰も覚えてなくて良い。自分が取り戻した世界への未来は果てしないのだから。だけど、でも。
ああ、あれは、きっと……
「ありがとう、ロマン。」
先輩?、とマシュが首をかしげる。そうだ、ぼーっとしている暇はない。やるべき事なんて山ほどある。
「とりあえずお腹すいたね、マシュ。」
「開口一番それとは、先輩らしいですね。」
そんな風にお互いに笑い合って。
今日が始まる。白の制服に腕を通す。"ワタシ"が完成する。
***
実はFGOgoの最後にもロマン出たらしいのですが、コンプするのがギリギリで見れなかったんですよね。悔しい!
しかし、チュートリアル見た時に最後も会えると思ってはいた(君は一人じゃない。だから、大丈夫。的なネタを考えていた)ので、ロマン出たと聞いた時はこのネタ形にせねばと思いました。
ちなみにフィールドで初めて会ったのがエドモンでした。一番捕まえるの苦戦したのがマシュでした。Pgoの方もかじってましたがこんなシューティングも苦手すぎて全然当たらないのなんの。あと、マシュとガヴェ氏は石弾いてきません?
気のせい?
慣れるとものっそ楽しかったので1日だけなのが惜しまれますね。